Facebookは従業員の挑戦を応援する会社だ。失敗を見下したりしない。
みんな勝者が好きだ。
だから、採用面接では自分の成功談を話す人が多い。
あなたも面接の場にいたら、自分がその会社にどのような価値をもたらすことができるか、人事責任者に印象付けたいに違いない。
しかし、Facebookの人事部長チューダー・ハブリリック(Tudor Havriliuc)氏は、面接で失敗談を話すことを勧める(成功談ではなくて)。
「やることすべて、成功しているなら、おそらくチャレンジ精神が足りないのだろう。十分に高い目標や、自分にあった困難を設定できていない」とハブリリック氏は語る。むしろ、苦労や困難を語る応募者に心を動かされるという。
「面接で心を打たれるのは、応募者が挑戦したことや失敗したことを正直に話してくれた時だ」 (同氏)
精いっぱい努力して失敗した経験は隠す必要はない。自分らしさを印象づけ、挑戦したり、リスクをとる覚悟があることの証明なのだから。
そして、こうも言う。「Facebookは従業員の挑戦を応援する会社だ。失敗を見下したりしない。失敗こそが人間を成長させ、自社製品の改良にもつながるからだ。我々は大胆な目標を掲げて突き進む企業であり、従業員にもそういった姿勢を期待している」
[原文:Facebook's VP of HR explains why he isn't impressed by your stories of success in a job interview]
(翻訳:梅本了平)