3月2日(現地時間)は音楽ストリーミングサービス、スポティファイ(Spotify)にとって重要な節目となった。同社はTwitterで有料会員数が5000万人を突破したと発表した。
創業以来最短の期間で有料会員が1000万人増加したことも、同社にとって素晴らしいニュースとなった。競合するアップルの「Apple Music」がこの2年間、同社に照準を合わせて追撃していることを考えるとなおさらだ。
調査会社Statistaのチャートを見ると良くわかる。「Apple Music」がiPhoneユーザーを中心に急成長を見せているのに対し、スポティファイも同程度の伸びを示した。昨年12月時点で、「Apple Music」の有料会員数は2000万人だった。
スポティファイは、ストリーミングサービスに乗り換える人たちをうまく取り込んでいるようだ。だが収益化には苦戦している。同社は近い将来、赤字から脱却できるかもしれない。アップルは、当面、サービスの収益化に頭を悩ますことはないだろうが。
Statista
source:Statista
[原文:Spotify isn't turning a profit, but it’s still keeping Apple Music at arm’s length]
(翻訳:Wizr)