ナイキ、手つかずのイスラム市場に乗り出す

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ナイキが販売するヒジャブは、軽量素材で作られ、内側はメッシュ状になっている。

Nike

ナイキは、来年早々にもムスリムの女性向けに「ヒジャブ(女性が頭にかぶる布)」の販売を開始する予定だ。

ナイキが販売するヒジャブは、スポーツをする女性向けに軽量素材で作られ、内側はメッシュ状になっている。光は通さないが、アスリートに「最適な通気性」を提供すると同社は述べている。

「プロ・ヒジャブ(The Pro Hijab )」は先月、ランニング、ボクシング、スケートボードなどの運動に励むムスリム女性をテーマにした同社の広告で紹介された。

だが、その広告を「正しいイスラム教徒女性の姿ではない」と非難した人たちもいた。

ある女性はナイキのInstagramに「この広告は完全な失敗作だと思う」と書いた。ロイター通信が伝えている

「わたしたちは外でランニングする時、ヒジャブを着用しない。恥を知れ、ナイキ」

しかしナイキによると、この製品が中東の文化に適しているかどうかは現地のアスリートによってテスト済みだ。

同社は今回、イスラム教徒のファッションに取り組み始めた世界的ファッションブランドのうちの1社となった。2016年2月、ユニクロはファッションデザイナーのハナ・タジマ(Hana Tajima)氏とコラボレーションし、ヒジャブを含むコレクションを発表した

ブルームバーグが引用したロイター通信の報道によると、2015年のイスラム教徒の衣料品への支出は2430億ドル(約28兆円)と推定されている。米シンクタンクのピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)によれば、現在、イスラム教徒は世界の人口の23%を占めており、2050年までには29.7%まで増加すると予想されている。

source:Nike

[原文:Nike is capitalizing on a massive market most retailers ignore(NKE)

(翻訳:Wizr)

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