テナントが相次いで撤退、アメリカのショッピングモールの30%が危機に

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バージニア州・リッチモンドにあるモールのフードコート

Hayley Peterson/Business Insider

アメリカの数百のショッピングモールが閉店の危機に瀕している。

今年に入ってから、JCペニーやメイシーズ、シアーズ、アメリカン・アパレル、ザ・リミテッド、アバクロンビー&フィッチなどのアメリカの小売業は相次いで閉店を公表した。その店舗数は、計1500店舗以上に上る。その大半が数カ月以内に実際に閉鎖される。

業界内で「Aランク」や「Bランク」に位置付けられるアメリカ国内の売り上げ好調なモールの多くは、こうした動きの影響を受けずに済むだろう。

しかし、「Cランク」や「Dランク」に位置付けられたモールは、大きな影響を受けそうだ。

不動産リサーチのGreen Street Advisorsによると、全体の30%を占めるこれらのショッピングモールでは、客足の減少やテナント稼働率、販売効率の低下との戦いがすでに始まっている。

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アメリカのランク別ショッピングモール数

Skye Gould

撤退したテナントの代わりを見つけるのは困難だ。

Green Street Advisorのアナリストは直近の報告書で「販売効率が低いショッピングモールは、衰退のリスクが高まっている」と指摘、「質の高いトップ300~400のモールはこれからの数年間も好調が続くだろう。しかし、質の低い数百のモールはこれから10年で閉店するか、小売業の進出先としてふさわしくない場所となるだろう」

[原文:Store closures will push 30% of US malls to the brink of death

(翻訳:山口佳美)

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