Snapの共同創業者エヴァン・シュピーゲル(Evan Spiegel)氏は8億ドル(約910億円)の資産を持つ億万長者になった。
Steve Jennings/Getty
Snapの共同創業者エヴァン・シュピーゲル(Evan Spiegel)氏は8億ドル(約910億円)の資産を持つ億万長者になった。
証券取引委員会に提出された報告書によると、IPOによりシュピーゲル氏は約3700万株の制限付き株式を手に入れた。3月1日の同社の終値21.44ドル(約2400円)で計算すれば、約8億ドルにあたる。
IPO前、同社はシュピーゲル氏の“功績”について「力強いリーダーシップでビジネスを成長させた。彼の功績によって、当社はIPOを行うことができた。IPOは当社にとって重要な節目となる」と説明していた。
シュピーゲル氏は今後3年間にわたって、合計で発行済み株式の約3%を手にする。これにより、同氏の総資産は約55億ドル(約6250億円)になる。
シュピーゲル氏と共同創業者のロバート・マーフィー(Robert Murphy)氏が制限付き株式を売却しなければ、シュピーゲル氏は、3年後に同社でもっとも多くの議決権を持つことになる。現在、シュピーゲル氏とマーフィー氏は、それぞれ10の議決権があるC株を50%ずつ保有している。公に取引される同社のA株には議決権がない。
最新のSnap社の株価はここでチェック。
[原文:Evan Spiegel just got an $800 million bonus for taking Snap public(SNAP)]
(翻訳:須藤和俊)