“最後”のウルヴァリン、『LOGAN/ローガン』が北米映画興収ランキング初登場1位

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ヒュー・ジャックマン主演『LOGAN ローガン』。

"Logan"

ヒュー・ジャックマンが、“最後”のウルヴァリンにしてシリーズ史上もっともドラマチックな演技で魅せる映画『LOGAN/ローガン』が3月3日に北米で公開され、週末の北米映画興行収入ランキングで首位デビューを果たした。

Exhibitor Relationsによると、20世紀フォックス映画配給の『LOGAN/ローガン』は公開から3日間で8530万ドル(約97億円)の興収を記録し、本年度最高のオープニング成績を樹立した。また、2007年に公開された『300 <スリーハンドレッド>』が作った記録7080万ドル(約81億円)を塗り替え、3月に公開されたR指定作品としても史上最高のオープニング成績を達成した。

映画批評サイトRotten Tomatoesでは肯定的なレビューが95%という高い評価を得ており、批評家たちは原作コミックを思わせるシリアスなトーンやバイオレンスを絶賛している。初日の3日金曜日だけで3310万ドル(約38億円)を稼ぎ出し(さらに、木曜日の先行上映で950万ドル(約11億円)の興収を記録)、4日土曜日の興収も3120万ドル(約36億円)と6%しか減少しなかった。8530万ドル(約97億円)というオープニング成績は、R指定作品としては史上5番目に高く、2015年公開の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』による記録8510万ドル(約97億円)を超えた。

2位につけたのは、ジョーダン・ピール監督・脚本のホラー映画『Get Out(原題)』。3300万ドル(約38億円)のオープニング成績を記録した同作は、2週目の週末興収も2610万ドル(約30億円)と好調。前週から26%しか減少しておらず、特に2週目から低迷しがちなホラー映画としては驚くべき成績だ。『Get Out(原題)』はホラー作品を得意とするBlumhouse Productionsが製作し、ユニバーサルが配給する。製作費は450万ドル(約5億円)だったが、すでに8000万ドル(約91億円)近い累計セールスを記録している。

映画『LOGAN/ローガン』は6月1日全国公開。

source:『LOGAN/ローガン』公式サイトExhibitor Relations

[原文:'Logan' has the biggest March opening at the box office ever for an R-rated movie

(翻訳:Thumper Jones)

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