未婚、またはパートナーのいない20代が増えているためか、通常もっとも活発と思われる20代の回数が減少している。
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アメリカ人のセックスの回数が減少傾向にある。
近年、未婚、またはパートナーのいない20代が増えているためか、通常もっとも活発と思われる20代のセックスの回数が減少しているという。
2002年、平均的なアメリカの成人の年間セックス回数は64回だったが、2014年には17%減少し、53回となった。年齢、地理的条件、人種、生活状況にかかわらず、減少した。
最大の理由には晩婚化があげられているが、晩婚化だけで回数の減少は説明できない。既婚者もパートナーがいる人たちも、全年齢において同じように回数が減っているからだ。
いったい、何が起こっているのだろうか?
研究者らはいくつかの見解を示している。娯楽の増加、メンタル面、また、環境中の化学物質など。しかし、いずれも、決定的な原因とは言えない。
理由はどうであれ、現代の若者は、両親や祖父母の若い頃に比べて、セックスの回数が少ないことは明らかだ。実際、年齢が高い層の方が若い世代よりも活発だ。
年齢の割にもっとも頻度が高かったのは、なんと1930年代生まれた人たちだった。
source:Declines in Sexual Frequency among American Adults, 1989–2014
[原文:Americans are having less sex than ever, a sweeping sociological study finds]
(翻訳:Wizr)