テスラ、ハワイのカウアイ島にソーラー電力供給へ

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テスラは太陽光発電産業に進出した。

Tesla

テスラがソーラーパネルと大規模な蓄電装置を使い、ハワイのカウアイ島に電力を供給する。

同社は3月8日水曜日の朝(現地時間)、今回のプロジェクトを正式発表した。プロジェクト発足式では、テスラの最高技術責任者(CTO)ジュ・ストラウベル(JB Straubel)氏と、ハワイ州のデービッド・イゲ(David Ige)知事があいさつを行った。テスラは同プロジェクトにあたり、Kauai Island Utility Cooperative(以下、KIUC)とパートナーシップを組んだ。

テスラの太陽光発電所は、13メガワットの発電能力を有する5万4978枚のソーラーパネルで構成される。また、夜間用電力を蓄えるため、テスラの商業用蓄電装置「Powerpack 2」も272台設置された。

テスラはこのプロジェクトで年間約160万ガロン(約6000キロリットル)もの化石燃料の節約が見込めると試算している。巨大な太陽光発電システムが段階的に稼働する予定。

KIUCは今後20年にわたり、1キロワット時の電力を13.9セントでテスラから購入する。

なお、テスラはアメリカ領サモアのタウ島でも、ソーラーパネルとPowerpackを使い、島全体のほとんどの電力を供給している。

[原文:Tesla is powering the Hawaiian island of Kauai with more than 54,000 solar panels and its giant battery packs (TSLA)]

(翻訳:Wizr)

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