メキシコのCinépolis Junior theater
Cinépolis Junior
いよいよ来週、ディズニーが贈る名作アニメーションの実写版『美女と野獣』が全米公開される(日本では4月21日全国公開)。劇場に足を運ぶ一部の子どもたちには、ちょっとしたサプライズが用意されているようだ。
劇場チェーンの「Cinépolis USA」は7日、全米初の子どものための映画館「Cinépolis Junior」をオープンすると発表した。
『美女と野獣』の全米公開日の前日にあたる3月16日、南カリフォルニアにある劇場「Cinépolis Pico RiveraとCinépolis Vista」にて、キッズフレンドリーなスクリーンが初披露される。今後はさらに劇場数が増える予定だ(※Cinépolisは海外ですでにこのような劇場を展開している)。
対象となる劇場では観客席に遊び場が設けられるほか、ビーズクッションやラウンジチェアといった快適なシートも用意される。さらに、チートス味やチリ味、キャラメル味のポップコーンなど、売店にもユニークなメニューが並ぶ予定だ。
多くの劇場がマナーに関して厳しくなっている今、ソーシャルメディアでは、キッズフレンドリーな劇場に用意された仕掛けを見てゾッとする人も見受けられた。しかし6歳児に聞けば、間違いなく大喜びするだろう。
これらの映画館では、子どもたちが親のシートの横にあるジャングルジムで遊べます。
1枚の写真がとらえた、映画館へ行く喜びの終焉。
キッズフレンドリーな劇場の遊び場はこんな感じ。
劇場は3歳〜12歳を対象にデザイン。子どもたちは親同伴で開映前に入場して遊ぶことができるほか、終映後も15分間遊ぶことができる。Cinépolis USAは、子どもたちが上映中にも遊べるように、客電を常に点灯しておくことも検討している。
Cinépolis Juniorには、長さ55フィート(約16.764メートル)、高さ25フィート(約7.62メートル)の2つのスライドや、遊具を設置した2つのプラットフォームが用意される。
スペインのCinépolis Junior theater
Cinépolis Junior
すべての劇場には、ビーズクッションやプールサイドにあるようなラウンジチェアが用意される。
Cinépolis Junior
プラスチックのフェンスで囲われた遊び場には、小さな子どもたちが登ったり、くぐり抜けたりするのにぴったりなタイヤの遊具やプラスチックの動物型の遊具が設置される。
Cinépolis Junior
中にはボールプールで遊べる劇場も。
Cinépolis Juniorのチケットは通常価格より最大3ドル高く設定される。
メキシコのCinépolis Junior theater
Cinépolis Junior
カリフォルニアにオープンするCinépolis Juniorの建設風景。
南カリフォルニアにもうすぐオープン:子どもたちが親のシートの横にあるジャングルジムで遊べる映画館。
source:Cinépolis Junior、Instagram
[原文: A movie-theater chain is adding playgrounds in the theaters, and people are freaking out]
(翻訳: Thumper Jones )