ハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』 アニメ版声優陣が吹き替えキャストに決定

1995年に公開された押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の声優陣が、ハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』の日本語吹き替えキャストに決定した。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」を原作にしたSFアニメーション映画の金字塔『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のハリウッド実写版。近未来を舞台に、全身義体の少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課とサイバーテロ組織の戦いを描く。

吹き替えキャストに決定したのは、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版では少佐役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)の3名。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』での集結から22年、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のテレビアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を務めた彼らは、『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同じ役の吹き替えを務めることになる。

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(左から)大塚明夫(バトー役)、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版では少佐役)、山寺宏一(トグサ役)

©MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

現在公開されている日本版の予告映像では、タイトルコールを田中と山寺が担当しており、正式に発表される前からSNS上でひそかに話題となっていた。日本語吹き替え版にアニメ版のキャストを望む声が多く上がっていたが、そんなファンの期待を裏切らない粋なキャスティングが実現。日本で生まれた漫画やライトノベル、小説などを原作とし、ハリウッドで実写映画化されてきた作品の中で、アニメーション作品で声優を務めたキャストが同じ役で吹き替えを務めるということは史上初の試みとなる。

キャスト陣は今回の発表に際し、「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」(田中)、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました」(大塚)、「他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」(山寺)とアフレコ収録の現場を振り返った。

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押井守監督「楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」

©MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

押井監督は、「この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです」と述べ、「楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」と期待を寄せている。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日から全国公開。3月16日には東京・新宿にて、主演のスカーレット・ヨハンソンをはじめとするキャストが登場するワールドプレミアが開催される予定だ。

田中敦子(少佐役):

ハリウッド版をオリジナルキャストで吹き替えられたことを心から嬉しく思っています。目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした。1995年の映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。私たちがゴーストを吹き込んだ日本語版『GHOST IN THE SHELL』、是非劇場でお楽しみください!!

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少佐(スカーレット・ヨハンソン/田中敦子)

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大塚明夫(バトー役):

久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました。アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかったです。「攻殻機動隊」は、愛してやまない作品、宝物ですね。

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バトー(ピルー・アスベック/大塚明夫)

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山寺宏一(トグサ役):

大好きな作品の大好きなメンバーなので、実写化されたことでこういうチャンスを頂けて非常に嬉しく思います。自分の参加したアニメの作品が海外で実写化され、それを吹き替えるという経験は初めてだったので、ちょっと不思議でしたね。他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。世界的に評価の高い作品に参加できる事をすごく誇りに思いますし、世界に自慢したい作品です。今回、そのことを改めて強く感じました。

押井守(『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督):

この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです。皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です。

(敬称略)

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