Facebookがカメラ機能中心の戦略へシフト、まるでSnapchatのように

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Snapshat(右)とFacebook(左)の戦いだ。

Illustration adapted from Bruce Turner/Flickr

FacebookがSnapchatを模倣した機能を取り入れるのは仕方ないが、WhatsAppやMessenger、さらにはFacebookアプリにもSnapchatを真似した機能を追加するのは少々やり過ぎかもしれない。「Messenger Day」機能を追加したMessengerを見てみよう。シャッターボタンが画面下中央に位置し、友人の動画サムネイルが上部に並んでいる。Messengerはテキスト送信のみのシンプルなアプリであり、その使いやすさゆえに10億人のユーザーを抱えるまでに成長したわけだが、それが今ではこんなインターフェイスになってしまったのだ。

FB Messengerは、もはや素晴らしいメッセージアプリではなくなってしまった。

そして、さらにWhatsAppも、「ステータス」新機能を発表した。そう、SnapchatやInstagramの「ストーリー」とまったく同じ機能だ。

Facebookが認める認めないにかかわらず、同社がSnapchatから影響を受けていることは明らかだ。しかし、Snapchatの「消える」機能は、Instagramのような画像がメインのアプリにはマッチするが、それ以外のアプリでは違和感を感じる。

Messenger、WhatsApp、FacebookアプリがSnapchatの機能を真似することに意味はあるのだろうか? わたしたちはどのアプリのカメラ機能を使えばいいのか?

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Instagramのストーリーに投稿した筆者の写真。

Alex Heath / Business Insider

Facebookの広報部門に、なぜ同じようなカメラ機能をすべてのアプリに追加したのかを聞いてみた。その答えはこうだ。

「(カメラ機能は)ユーザーが望んでいるコミュニケーションの方法なので、すべてのアプリに実装した。また、ストーリー機能は広くユーザーに受け入れられており、彼らが日常をシェアする手軽な方法である。同様の機能をWhatsApp、Instagram、Messengerに追加しており、Facebookアプリでもテストを開始した。わたしたちはユーザーが様々な場面でストーリー機能を使えるよう、すべてのアプリに同じ機能を実装した」

カメラ機能が搭載されたメッセージアプリが人気を集めていることは、Snapchatを見ればわかる。人気の秘密は、Snapchatの共同創業者エヴァン・シュピーゲルが語っている「写真でおしゃべりする」というコンセプトだ

Facebookのユーザー数は、所有する4つのアプリを合わせると数十億人にのぼる。Facebookのミッションは、より多くの人に同社のアプリを使ってもらうことであり、その意味では、Snapchatを真似したカメラ機能中心の戦略で拡大を目指すことはビジネス的な観点からは“論理的”だといえる。

しかし、筆者のように複数のFacebookアプリを使っているユーザーとしては、同じ機能を「コピぺ」したようなアップデートは極めて迷惑なのである。

※この記事は筆者の考えに基づくものです。

[原文:Facebook's mimicry of Snapchat has become a confusing mess(FB, SNAP)

(翻訳:Satoru Sasozaki)

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