Delta
収益を上げようとする航空会社の取り組みは、必ずしも乗客の「快適な空の旅」にはつながらない。機体は大きくなっていないのに、乗客数を増やしたり、トイレを小さくしたり、座席間隔を狭めているからだ。
トリップアドバイザーのSeatGuruを使って、大手航空会社から格安航空会社まで、アメリカの航空会社の座席間隔(エコノミークラス)を比較してみた。
アメリカン航空
American Airlines
アメリカン航空の座席間隔は31〜32インチ(約79〜81cm)。ただし、エアバス A319やボーイング757では30インチ(約76cm)の場合も。
デルタ航空
Delta
アメリカン航空同様にデルタ航空もほとんどの場合、31〜32インチ(約79〜81cm)。だが、エアバスA319、A320、ボーイング757、そしてマクドネル・ダグラスMD-90では、30〜31インチ(約76〜78cm)のものも。
ユナイテッド航空
United Airlines
ユナイテッド航空も31〜32インチ(約79〜81cm)が主流。ただし、ボーイング737、エアバスA319、ボンバルディアCRJ700、Q400は、31インチ(約78cm)のものも。
サウスウエスト航空
Southwest Airlines
ボーイング737シリーズだけを所有するサウスウエスト航空は、ほとんどが31〜32インチ(約79〜81cm)。ただし、737-700は31インチ(約78cm)。
ジェットブルー航空
JetBlue Airways
ジェットブルー航空は32〜33インチ(約81〜83cm)とやや広め。エアバスA320ならエコノミーでも34インチ(約86cm)とゆとりの広さ。
ヴァージン・アメリカ
Virgin America
ヴァージン・アメリカは、エアバスA319とA320を所有しており、シートピッチは32インチ(約81cm)。
アラスカ航空
David McNew/GettyImages
ボーイング737とエンブラエル175を所有するアラスカ航空は、大体32インチ(約81cm)。737-800の場合は31〜32インチ(約79〜81cm)。
ハワイアン航空
Wikipedia
エアバスA330、ボーイング717と767が機種の大半を占めるハワイアン航空。A330が31〜32インチ(約79〜81cm)、717は29〜31インチ(約74〜79cm)、767は32インチ(約81cm)。
アレジアント航空
Ethan Miller/GettyImages
格安航空会社のアレジアント航空が所有するのはエアバスA320シリーズ、ボーイング757、そしてマクドネル・ダグラスMD80で、シートピッチはいずれも30インチ(約76cm)。
フロンティア航空
Frontier
フロンティア航空はエアバスA319が28〜31インチ(約71〜79cm)、A320は28〜29インチ(約71〜74cm)、A321は30〜32インチ(約76〜81cm)。
スピリット航空
Via Spirit Airlines
スピリット航空はエアバスA320シリーズを所有しており、シートピッチはすべての機種で28インチ(約71cm)。
サン・カントリー航空
Flickr/redlegsfan21
ミネソタ州に本拠を構えるサン・カントリー航空はボーイング737-700と737-800で運航しており、シートピッチは31〜33インチ(約79〜84cm)。
source:American Airlines、Delta、United Airlines、Southwest Airlines、JetBlue Airways、Virgin America、Wikipedia、Frontier、Spirit Airlines、Flickr/redlegsfan21
[原文:Here's a guide to how much legroom you get on America's airlines]
(翻訳:十河亜矢子)