自動車部品の東プレがオハイオ州で新工場を建設へ —— 日本企業の対米投資に勢い

国内自動車メーカーの米国での投資の拡大が期待される中、車の骨格部分のプレス加工で知られる東プレは3月15日、オハイオ州スプリングフィールド市に新工場を建設する。

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Dimas Ardian/Getty

東プレの発表資料によると、1万5000平方メートルの工場建屋には、大型プレス機などが設置される。投資金額は約60億円。現地のトヨタやホンダの工場向けに出荷を予定している。2018年10月に稼働する。東プレの現地子会社、Topre America Corporationは現在、テネシー州スマーナ市においても工場を建設しているが、ここでも約40億円を投資して建屋の増築を行う。スマーナ工場からは、隣接する日産の工場に向けて出荷されるという(広報担当)。稼働は2019年9月の予定だ。

米国の自動車市場が好調に推移する中、東プレは自動車用プレス部品の需要がさらに増加すると見込み、今回の投資に至った。雇用創出と生産の拡大を軸とする経済政策を進めるトランプ政権の下、トヨタ自動車は今後5年間の米国での投資額を約100億ドル(約1兆1480億円)とし、過去5年間の投資ペースを維持する方針を示している。財務省の国際収支速報によると、日本企業による2016年の米国への直接投資額は5兆7268億円で、前年から5.6%増えた。

東プレは、2016年度(2016年4月〜3月)通期の売上高を1610億円と予想。前年度比10.7%の増加を見込んでいる。営業利益の予想は190億円。

*写真は記事内の工場とは関係ありません。

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