シアーズから幹部がまた1人去った

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フロリダ州にあるシアーズの店舗(2月28日)

Joe Raedle/Getty Images

米小売大手Kマートの幹部アラスデア・ジェームズ(Alasdair James)氏が会社を去ったことがわかった。

ジェームズ氏は2014年から同社に在籍していた。Kマートブランドを保有するシアーズ・ホールディングスでは、ここ3カ月で同氏を含め経営層3人が退社した。

元上級副社長のジェフリー・バラーニャ(Jeffrey Balagna)氏と幹部のジョエル・マハー(Joelle Maher)氏は昨年12月に同社を去っている。

シアーズの経営陣には現在11人が残っている。

ジェームズ氏の名前が同社のウェブサイトから削除されたのは15日(現地時間)のことだ。シアーズは幹部が退任する際、発表は行わずに「削除」する。

同氏の退任についてBusiness Insiderはコメントを求めたが、シアーズからの回答は得られておらず、ジェームズ氏とはコンタクトできていない。

ジェームズ氏はイギリスの大手食料品チェーン「テスコ」で海外展開ユニットの広告担当を含む複数のポジションを経て、2014年にシアーズに入社した。

幹部の流出は、売り上げが低迷するシアーズにとって悪い兆候だ。

多くのアナリストたちが同社の破たんを予測しており、特にムーディーズはマーケットシェアを失いつつあるKマートの成長性について繰り返し懸念を示している。

シアーズは最近、保有するKマートの副店長や部門長を含むフルタイム社員を対象とした一連のレイオフを実施した。

シアーズの第4四半期の損失額は5%近く増えて6億700万ドル(約688億円)に膨らみ、既存店もしくは1年以上営業している店舗の売り上げは10.3%減少した。同社は今年初め、シアーズおよびKマートの150の店舗を4月までに閉店する計画を発表した。5年前に2073あった店舗数は、現在1500を下回っている。

[原文:Sears just lost another top executive (SHLD)

(翻訳: 山口佳美 )

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