パリのIMF事務所で郵便爆発、ドイツでは大臣宛に小包爆弾

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Reuters

フランス・パリにある国際通貨基金(IMF)の事務所で16日(現地時間)、郵便物が爆発し、開封した女性職員が顔や腕に火傷を負った。命に別状はないという。郵便物の差出地はギリシャで、差出人にはギリシャの野党幹部の名前が記載されていたことが分かった。

ギリシャのニコス・トスカス内務副大臣(市民擁護担当)は現地のテレビ局に対し、「フランス当局がギリシャからの郵便物だったと伝えてきた」と語った。

これより前に、ドイツのヴォルフガング・ショイブレ財務大臣宛てに小包爆弾が送られた事件で、ギリシャの過激派組織「炎の陰謀中核(Conspiracy of Fire Cells)」が16日、犯行声明を発表。小包は爆発する前にドイツ当局が押収した。警察によると、発送人にはギリシャ新民主主義党(ND)の幹部、アドニス・ゲオルギアディス氏の名前があった。

トスカス内務副大臣は16日の爆発事件には別のND幹部、バシリス・キキリアス氏の名前が記されていたと明らかにした。キキリアス氏のコメントは得られていない。

フランスの警察当局によると、爆発物は手製とみられる。IMFには最近脅迫電話が相次いでいたが、この日の爆発と関連があるかは不明という。犯行声明などは出されていない。

フランスのオランド大統領は、当局が全力を挙げて犯人発見に努めると表明。IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事は「卑劣な暴力行為」と非難した。

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