大手会計事務所デロイトのCEOエンゲルバート氏の息子も同様の不安を抱いている。
Glassdoor
「自動化」は、私たちの働き方に破壊的な影響を与える。
自動運転車や金融におけるロボ・アドバイザーの登場など、人の仕事がロボットに置き換わっているというニュースに多くの人は、自分の仕事もなくなってしまうのではないかの恐れを抱く。
大手会計事務所デロイト(Deloitte)のCEO キャシー・エンゲルバート(Cathy Engelbert)氏の15歳の息子も、同様の不安を抱いている。
「ママ、ロボットはそのうち僕の仕事も奪うのかな」
エンゲルバート氏は、息子にそう聞かれた時のことをLinkedInに書き込んだ。
「息子にこう言いました。『心配しないで。ママは勇気と優しさを備えたロボットなんて見たことはないから』と」
デロイトに勤める世界中の社員たちにとって、エンゲルバート氏の言葉は心強いものだろう。デロイトが得意としている会計と監査は自動化に非常に適した業務だと言われている。
また著名な億万長者マーク・キューバン(Mark Cuban)氏も、エンジニアリング、プログラミング、そしてファイナンスは自動化される可能性が非常に高いと警告している。
しかしエンゲルバート氏は社員に「全てがなくなるわけではない」と述べた。
「マニュアル通りの単調で分かりやすいタスクは自動化されるでしょう。しかし、仕事は複数のタスクから成り立っています。よって、既存の仕事内容は変化し、新しい職務が生まれるはずです」
source:Glassdoor
(翻訳者:たかみきよ)