習慣を定着させたいなら、目標を書き出そう ―― あなどれない可視化の効用

ウィル・ラッセル氏

非営利団体や社会起業家を支援するデジタル・マーケターのウィル・ラッセル氏。

Courtesy of Will Russell

私はこれまで習慣に磨きをかけることに人生の多くの時間を費やしてきた。その結果、ある結論に達した。大切なことは基本に戻ること。派手なことなど何もない。 実際、何かを成し遂げるために必要なことは実は「書き出すこと」なのだとわかった。

「書き出すこと」で私はより生産的に、より効率的になれる。そして、何よりも幸せになれる。1年以上前に仕事を辞め、自分のビジネスの立ち上げを行っている間、私にとって(目標を)書き出すことは、常に(目標を)明確にしておくためにとても重要な「ミッション」だった。

毎週、ホワイトボードに5つの目標を書き出す

日曜日の夜、私はオフィスのホワイトボードに「翌週に達成すべきビジネス目標」を5つ書き出す。 ウォーレン・バフェット氏の「2/25ルール」から学んだ。バフェット氏は、達成したい目標を25個に絞るようにと言っている。そして最も重要なもの5つに丸をつけるべきだとする。なお、モチベーションを維持するために、あなたの「お気に入りの言葉」をホワイトボードの隅に書いておこう。それらを見ることで、いつもポジティブでいられるはずだ。

ホワイトボード

ウォーレン・バフェット氏の「2/25ルール」から学んだ。

Courtesy of Will Russell

手当たり次第にアイデアを出す

私は自分のことをそれほど「アイデアに溢れた人間」とは思っていない。しかし、私の脳細胞は私に「そう(アイデアに溢れた人間に)なれる」と後押しをする。だから、私は脳を働かせるためだけに、手当たり次第に新しいアイデアを考える時間を取る。それらは将来のビジネスアイデアかもしれないし、決して実行することのないでたらめな計画かもしれない。私はこれらのアイデアを「ランダムアイデア」というタイトルでEvernoteに保存している。

日々の感謝を書き留める

個人的に私は毎日、その日に感謝すべきことを3つ書いている。いつも「私が感謝しているのは……」という書き出しで始める。感謝の気持ちを明確にすることは、人生をスムーズに生きる上でとても役に立つ。

ノート

感謝の気持ちを明確にする。

Courtesy of Will Russell

毎日の目標を決める

私は毎晩、3種類の「目標」を書き出している。1つ目は仕事に関すること、2つ目はプライベートの目標、そして3つ目は自身の成長につながることだ。

長期間、例えば1年を通して達成したい「大きな」目標があるとする。毎日、その目標を書き出し、常に意識するようにすることで、日々の意思決定に確実に反映されるようにする。

次に、翌日の準備として、終わらせたい小さな仕事を3つ設定する。 基本的には、タスク管理ツール(私はAsanaを使っている。興味があればぜひ)からタスクを書き写すだけ。しかし、これをやっておけば、何をすべきかを正確に把握した状態で朝、目を覚ますことになり、(朝の忙しい)時間を無駄に過ごすことがなくなる。

毎日の反省を書き留める

そして、私は毎日、目標の振り返りを行っている。

毎晩、1日の中からうまく行ったことを3つ書き出す。ハーバード大学ビジネススクールのテレサ・アマビレイ(Teresa Amabile)教授とコンサルタントのスティーブン・クラメール(Steven J. Kramer)氏による研究では、彼らが「プログレス・ループ(進歩の輪)」と呼ぶ「小さな勝利」が目標達成に重要なことを明らかになった。「成功」に注力することでマインドセットが改善され、生産性が向上するのだという。

その日に学んだことを1つだけ書き出すことも私のお気に入りの活動の1つだ。1日を振り返り、自分の行動を見直すことにつながるので、今まで気づかなかったユニークな気づきを得ることができる。

筆者のウィルラッセル(WillRussell)氏は、非営利団体や社会起業家を支援するデジタル・マーケター。詳細はウェブサイト(http://www.willrussellmarketing.com)で。Twitterはこちら(@willrussellmktg)。

source:Courtesy of Will Russell

[原文:The 3 lists I make every day to stay focused and productive

(翻訳:蓮)

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