Uber男性幹部、韓国のカラオケスナック遊びで女性社員の怒りを買う

UberのCEO

UberのCEO、カラニック氏と当時の恋人

2014年、UberのCEOトラビス・カラニック(Travis Kalanick)氏と当時の交際相手、ギャビー・ホルツワルド(Gabi Holzwarth)、そしてUber社員5人はソウルのカラオケスナックを訪れた。同席していたマーケティング幹部の女性社員が人事部に抗議した一件を、ニュースサイトの The Information が報じた。

報道によると、カラオケの女性店員たちは、番号札をつけて、輪になって座っていた。Uberの男性管理職4人は、お気に入りの女性の番号を読み上げ、隣に座らせたという。The Informationは、「一行が下の階に移動した後、Uberの女性社員は明らかに憤慨した様子でその場を去った」と報じている。

ここ数週間、「乱れた」社風が攻撃の的となっているUberにまた1つ、外聞の悪いニュースが加わった形だ。

世界で最も価値の高いスタートアップである同社はこの数カ月、ニューヨーク・タイムズで複数のセクハラ疑惑が報道されるなど、スキャンダルに揺れている。

Uberは2月、元米司法長官のエリック・ホルダー(Eric Holder)氏と、彼の仕事のパートナー、タミー・アルバラン(Tammy Albarran)氏にこれらの訴えの再調査を依頼している

UberはBusiness Insiderの取材に対し、下記のコメントを出した。

「全ては約3年前の出来事であり、すでに人事部への報告が完了している。本件も今月上旬、再調査案件の一部としてエリック・ホルダー氏とタミー・アルバラン氏に一任した」

[原文:A visit to a Seoul escort-karaoke bar by a party of Uber execs in 2014 led to an HR complaint from a female employee]

(翻訳者:たかみきよ)

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