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新しい職場での最初の数カ月間は、緊張していて当然だ。
そして同時に、心が弾むような時期にもなり得る。たとえ前職で「いつもふざけているやつ」とか「締め切りを守れない男」というレッテルを貼られていた人でも、新しい同僚たちに好印象を与えることができるチャンスなのだから。
だが、全ての社員をうならせようとして、その代わりに間抜けな印象を与えてしまう人が非常に多い。そう指摘するのは、アメリカの労働環境の専門家で『Tame Your Terrible Office Tyrant: How to Manage Childish Boss Behavior and Thrive in Your Job』の著者リン・テイラー(Lynn Taylor)氏。
「人はこのような失敗を入社から100日以内に犯します。上司やCEOを含む全員に好印象を与えようとするのです」とBusiness Insiderに語った。
「そのため、自分でも意味が分からないような、こじゃれた言葉を使ってしまうかもしれません。また、質問するという行為のためだけに質問し、その一方で、やるべきことはやっていないのです。みんなが抱えている問題の答えや解決策を思いついたように見せかけることもありますが、もしやるべきことをちゃんとやっていれば、すでに解決済みだということに気づけるはずです」
テイラー氏の見解は、TopResumeで活躍するキャリアアドバイスの専門家、アマンダ・オーガスティン(Amanda Augustine)氏がBusiness Insiderに教えてくれたことを想起させる。彼女は以前、「新しい職場での最初の週は謙虚であるべきです。間違っても同僚の意見に対して、『でも前の会社ではこうやっていました』などと返してはいけません」と話していた。
おそらく新しい仕事を始める人への最高のアドバイスは、「自分らしくあれ」ということなのだろう。つまらないアドバイスだということは承知している。
しかし、雇われたのは物知りで気取り屋のあなたではなく、本当のあなたなのだから。同僚たちの人選が正しかったことを証明してあげよう。
[原文:Too many people make the same mistake when they start a new job, and it makes them look ridiculous]
(翻訳:Thumper Jones)