エミレーツの新コマーシャル
YouTube/Emirates
エミレーツ航空はアメリカ政府による「ラップトップ禁止令」を受け、豊富な機内エンターテイメントをアピールすることで乗客を安心させる広告を制作した(アメリカでは9つの航空会社が運営する10の空港から出発する便の機内へのノートパソコンやその他の大型電子機器の機内持ち込みが禁止され、預け荷物にしなければならなくなった)。
「エンターテイメントは我々にお任せを」とのタイトルが付けられたコマーシャルは、ジェニファー・アニストンがエミレーツ航空エアバスA380型機のエコノミークラスを利用するという内容だ。
このコマーシャルは、エミレーツの機内エンターテインメントシステムICEが提供する2500種類以上の映画やテレビ番組・音楽チャンネルが、大型電子機器を使用できない乗客に有意義な時間を提供できるとアピールしている。昨年制作したジェニファー・アニストン出演のコマーシャルを再編集した。オリジナルバージョンで同社は世界最高峰の機内サービスとファーストクラスの豪華な個室を宣伝していた。
エミレーツ航空は、中東や北アフリカの10の空港からアメリカに向かう直行便を対象とした米国国土安全保障省の新たな措置で影響を受ける航空会社9社のうちの1社だ。
ジェニファー・アニストンが出演するコマーシャルのワンシーン。
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同社のティム・クラーク( Tim Clark )社長は「航空会社はアメリカ政府が定めた新規則に準拠している」とコメントしている。
エミレーツ航空は2016年、航空サービス調査会社のSkytraxによって世界最高の航空会社に選ばれた。加えて、同社のICEシステムは、世界で最も優れた機内エンターテイメントシステムとして、12年連続1位を達成している。
エミレーツ航空の新コマーシャルは以下。
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(翻訳:小池祐里佳)