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香港を拠点とするヘッジファンドのオアシス・マネジメントが、パナホームの株式を買い増し、その保有割合が6.05%から7.37%に増加した。28日に提出された大量保有報告書で明らかになった。
これを受け、パナホームの株価は前日に比べて3.5%伸ばして、1017円で取引を終了した。
親会社のパナソニックは今年8月1日付でパナホームを完全子会社化する計画だが、2番目に多く株式を保有するオアシス・マネジメントは「パナソニックはパナホーム株を過小評価している。これは少数株主の権利を侵害するものだ」として、株式の交換比率の見直しを求めている。
オアシスは、その主張の内容を投資家に周知させる目的で、ウェブサイトを開設している。