三菱重工が横浜のビルを761億円で売却 —— 買い手にヒューリック

三菱重工は30日、同社が保有する横浜市にあるビルや土地をヒューリックを含む2社に売却する。総額761億円で売却し、財務体質の強化を図る。

横浜ランドマークタワーと隣接するビル

横浜みなとみらい地区

Kiyoshi Ota/Getty

売却するのは、横浜市みなとみらいにある「三菱重工横浜ビル」と、現在住宅展示場として利用されている土地。横浜ランドマークタワーや、商業施設のクイーンズスクエア横浜が隣接する地区である。不動産のヒューリックが600億円、ケネディクスが組成する合同会社のKRF48が161億円を支払う。三菱重工が発表した。

今回の資産売却により、三菱重工は2017年3月期の連結決算において、固定資産売却益として約500億円の特別利益を計上する見込み。三菱重工は2月、2016年4月〜12月期の営業利益が前期比63%減少し685億円となったと発表している。売り上げは5%減り、2兆6943億円だった。

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