アプリを使うときにその大きさ、長さが意味を持つようになる。
Drew Angerer/GettyImages
サムスンが3月29日に発表した大小2種類の最新Galaxy。5.8インチ、6.2インチの縦長スクリーンが大きな特徴となっている(iPhone 7 Plusのスクリーンは5.5インチ)。アプリを使うときにその大きさ、長さが意味を持つようになる。
“超”縦長なGalaxy S8のスクリーン
YouTube/Samsung
標準的なスマートフォンのスクリーンは縦横比が16:9、一方、Galaxy S8は18.5:9。その結果、iPhone 7などのライバル機種よりも縦にスクリーンが伸びた。
横幅はそのまま、縦方向にだけディスプレイのサイズを伸ばした。画面は大きくなったが、持ちやすさと使いやすさはそのまま。
Business Insider
縦に長くなったスクリーン。
左は16:9のスクリーン、右がGalaxy S8の18.5:9のスクリーン。
YouTube/Samsung
ほとんどのアプリは左右ではなく、上下にスクロールしてコンテンツを次々と表示する。スクリーンを縦長にするのは理にかなっているといえるかもしれない。
超縦長スクリーンの採用で、画面に表示されるコンテンツ量が増えた。動画を見ながらメッセージを打ち込むといったマルチタスクも簡単になる。
YouTube/Samsung
超縦長スクリーンによって、ウェブサイトやアプリのコンテンツを従来より多く表示できるようになった。
ある種のプログラマーはコンピュータのディスプレイを縦にして使う。
Flickr/Travis Isaacs
ディスプレイを縦にすれば、頻繁に画面をスクロールすることなく、コードをチェックすることができる。
横にしたときは(もちろん)超横長となる。横縦比18.5:9で撮影された動画は少ないが。
YouTube/Samsung
Netflixのような動画ストリーミングサービスには、横縦比18.5:9のコンテンツがいくつかある。だが、ほとんどのYouTubeコンテンツはそうではないので、動画を全画面表示すると左右に余白ができる。
超縦長スマートフォンを開発しているのはサムスンだけではない。LGが最近発表したG6のスクリーンも縦横比18:9である。
Antonio Villas-Boas/Business Insider
source:Samsung、YouTube/Samsung、Flickr/Travis Isaacs
[原文:The Galaxy S8's screen is better for using apps than the iPhone 7 and iPhone 7 Plus]
(翻訳:太田禎一)