新社屋公開のLINEに24人が入社 —— 出澤剛CEO「LINEは日本、アジアを飛び出し、世界を目指す」

LINEのメッセージ

入社式ではスクリーンに歓迎の言葉が掲げられていた。

中西亮介

2016年7月に日米同時上場で注目を集めたLINEが1日、新宿区の新社屋で入社式を開いた。24人の新入社員が式にのぞんだ。同社は合わせて、新しく移転した新オフィスを報道陣に公開した。

中央に出澤CEOがスピーチしている姿。

新入社員に向けて祝辞を述べる出澤CEO。

中西亮介

入社式で同社CEOの出澤剛氏は「LINEは日本、アジアを飛び出し、世界を目指している。日本国内だけではなく、世界に目を向け、失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」と新入社員への期待を述べた。入社式では、新入社員代表の本間洋也氏が「わたしたちはデジタル・ネイティブと呼ばれ、インターネットとともに歩んできた。LINEの力を使えば世の中をもっと便利にできる。インターネットの歴史を作っていく側として頑張っていきたい」と抱負を述べた。

LINEは同日、渋谷区の「渋谷ヒカリエ」から2017年4月1日に正式移転した新宿区の新社屋(JR新宿ミライナタワー内)を報道陣に公開した。自社で設計したという新オフィスには、レセプションや会議室、執務室のほか、ビリヤードやダーツ、コーヒーショップを備えたカフェスペースやLINE LIVEや自社のプロダクト撮影で使用する動画・写真スタジオ、社員が乳幼児を預けることができる保育所などが併設されている。

出澤氏は報道陣に向けたプレゼンで「私生活とバランスをとりながら仕事に取り組めるオフィス環境になっている。この業界は変化が速く、海外勢との競争も激しいが、その中で、より良い人材を集めるとともに、従業員に仕事に集中してもらうため、仕事環境や制度を用意した」と述べた。偶然の出会いによるコミュニケーションを誘発するため、フリーアドレスのワークラウンジを設置したほか、社員にオンとオフを切り替えてもらえるよう、規模の大きなカフェスペースを提供している。

ビリヤード台とダーツ。

カフェスペースにはピリヤード台やダーツも設置されている。

中西亮介

2015年5月に入社したという女性社員(41)は、1歳の子供を抱きながら「この子は待機児童だった。20の保育施設に応募したが、全部落ちてしまったので、仕事に復帰できなくなると不安だった。保育所を作ってくれた会社には感謝している」と笑顔を見せた。ミライナタワー内に設けられた「みどりの保育園」という保育所は最大で12人の子供を預かることができ、1日には社員の子供6人が入園した。スタッフは栄養士を含む6人。

LINEは2016年7月、東京証券取引所(一部)とニューヨーク証券取引所(NYSE)に株式上場。4月1日時点での社員数は1438人だという。時価総額は2017年3月末時点で9352億8700万円に上る。

2016年1月〜12月期の決算によると、LINEの売り上げは前年同期比16.9%増の1407億400万円で、営業利益は10倍以上の198億9700万円だった。営業利益の急増には福岡の土地の売却益などが寄与しているという。

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