ソレキアの買収合戦が激化、佐々木ベジ氏がTOB価格を引き上げる —— 富士通に対抗

IT企業ソレキア(9867)は31日、フリージア・マクロス(6343)会長の佐々木ベジ氏が、同社の株式公開買い付け(TOB)価格を引き上げたと発表した。ソレキア株のTOBを巡って、友好的買収を提案している富士通との買収合戦が激化している。

発表資料によると、佐々木氏はTOB価格を普通株式1株あたり3700円から4500円に変更。富士通(6702)は今週29日に、ソレキアの買い付け価格を3500円から4000円に引き上げると発表していた。

東京証券取引所

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Koichi Kamoshida/Getty Images

佐々木氏によるTOB提案に対してソレキアは今月10日、ビジネスパートナーとしてふさわしくないと考え、企業価値を向上させることはないと判断し、同氏の公開買い付けに反対の意見を表明。その後、「ホワイトナイト」として富士通が16日に1株3500円での買い付けを提案すると、ソレキアは同日にそれに賛同すると発表した。ホワイトナイト(白馬の騎士)は、敵対的買収を仕掛けられた企業を、その買収者に抵抗して友好的な買収提案を行う企業のこと。

今後の富士通の対応に注目が集まる。

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