あなたが「管理職失格」とみなされる9つの振る舞い

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Marco Luzzani/Getty Images

組織にとって管理業務は極めて重要な仕事だ。

JFK大学認定プロコーチであるリタ・セヴァー(Rita Sever)氏は「管理業務はリーダーの重要な役割の1つで、その質が組織全体の成功を左右するにもかかわらず、しばしば見落とされる」と、自著『Supervision Matters: 100 Bite-Sized Ideas to Transform You and Your Business』で述べた。

組織の腐敗因子になんて誰もなりたくない。しかし、もしかしたら気づかぬうちに、あなたがその腐敗因子になっているかもしれない。

部下やチームを失望させないために、管理職として避けるべき9つの振る舞いを紹介する。

1. 曖昧な言動で部下を混乱させる

あなたが、ある時は親友のように振る舞ったかと思えば突然きつく叱ったりすれば、部下を混乱させるだろう。その結果、生産性を低下させているかもしれない。また、漠然とした課題や曖昧な締め切りで仕事を振っておきながら、締め切りを過ぎてしまったり、ミスをしてしまった部下の責任を追及していないだろうか? そうだとしたら、おそらくあなたが部下に期待している内容がはっきり伝わっていないどころか、彼らを混乱させている可能性がある。さらに言うと、彼らとの関係を悪化させている可能性すらある。

2. フィードバックを怠る

世の中には、「私が何も言わないと言うことは、きみがうまくやっていると言うことだ」と発言する管理職もいる。そして、何も言われないまま、いきなりクビに、なんてこともある。そんな極端なコミュニケーションは管理される側にとっては不親切極まりない。

相手に配慮しながら、率直かつ建設的なフィードバックをする方法はいくらでもある。セヴァー氏は「迅速で具体的なフィードバックを」と勧める。

反対に、部下にあなたへのフィードバックを求めることもコミュニケーションを円滑にするのに有益だ。

「あなたの指示や指導方法をどう感じているのか、部下に聞いてみましょう。その場合には弁解や反論をしないで、ただ彼らの意見を聴くこと」

3. 後回しにし、放置してしまう

部下が指導やアドバイスを求めてきたときに、後回しにして、最終的には多忙を理由に放置してしまうことも避けたい。

4. 組織の方針を無視する

人事部の方針なんて机上論で、現実世界には全く関係がないと考えたりしていないだろうか。人事部は理由があって存在するのであり、一管理職にルールを曲げる権利はない。

5. 人事評価面談以外で従業員と1対1で会う場を設けない

考えが浅い管理職は、人事評価面談以外で従業員と1対1で会わないことで、「人事評価面談の場を特別な物のように見せられる」と考えるようだ。だが、実際のところは逆だ。1対1で話し合う場を定期的に設け、フィードバックやアドバイスをしたり、質問に答えたりするのに活用するべきだ。

部下と1対1で会うことに苦手意識がある人は、まずは短い時間から始めるといい。手始めに、1週間に10分がちょうどいいだろう。お互いに責任を持って参加することを促すために、事前にゆとりを持ってスケジュールに組み込むことをお勧めする。また、「一方的に話さないことも同じくらい重要です」とセヴァー氏は述べる。「この場はあなたが一方的に10分間話す場ではありません。会話の五割以上は聞き手に回りましょう」

6. えこひいきをする

遅刻や締め切りを守らないなど、他の部下がしたら許さないことを、お気に入りの部下がした場合はおとがめなしで許すことも管理職失格だ。えこひいきしていると思われないために、1人ひとりの従業員と1対1でランチやコーヒーを飲みに行くことをセヴァ―氏は勧める。終わった後に、感じたことや振り返りをメモしておくことを忘れないように。2人で話し合った内容や生み出したアイディアを記録しておくことは、将来役立つはずだ。

7. 部下に権威を振りかざす

無能な管理職は、日常的に従業員を見下したり、指図したりして、部下に権力を誇示する。しかし、有能な管理職は部下や同僚と手を取り合って働く。決して権威を振りかざしたりしない。

8. コミュニケーションを取りづらい空気をつくる。

セヴァ―氏によると、浅はかな管理職は「ちょっと甘い顔をすると、部下はすぐつけあがる」と考えがちだ。しかし実際はその逆だ。ミーティングは必要不可欠なもので、生産的な仕事の関係を構築する鍵になるのがコミュニケーションだ。ミーティングで積極的に意見が出やすいオープンな雰囲気をつくるためには、アイスブレーク(場の緊張を和らげるためのアクティビティ)やちょっとしたゲームで始めることが有効だ。「チームミーティングの最初の2〜3分で何か明るくて楽しいアクティビティをすることは非常に価値があります」とセヴァ―氏。

9. 会社のミッションに同調していないこと

誰かが組織のミッションやバリューについて言及した際に、自分には関係ないこととして気に留めずに、鼻歌でも歌ったりしていないだろうか? あなたが信じていないミッションを、あなたのチームが信じるわけがない。

[原文: 9 signs you're a bad manager — even if it doesn't feel like it

(翻訳:Yuta Machida)

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