VWグループがSUVスタイルのEVコンセプトカー「ビジョンE」発表、レベル3の自動運転にも対応

ビジョンE

シュコダはフォルクスワーゲングループに属するチェコの自動車メーカー。

Skoda

シュコダ(Škoda)は、上海モーターショーでクロスオーバーSUVスタイルのEVコンセプトカー「ビジョンE(Vision E)」を発表する。

シュコダはフォルクスワーゲングループに属するチェコの自動車メーカー。アメリカ国内での発売予定はない。

ビジョンEは、1回の充電で最大311マイル(約500km)の走行が可能。前輪用・後輪用に2つの高出力モーターを搭載し、4輪駆動を実現。最高出力は約300馬力に上る。

0-60マイル/hのタイムは明らかにしていないが、最高速度は112マイル/h(約180km/h)。さらに「レベル3」の自動運転(加速、操舵、制動を全て自動車が行い、緊急時にはドライバーが介入)にも対応する予定だ。

「ビジョンEは渋滞中でも自動走行ができ、高速道路ではオートパイロットモードに切り替わる。車線変更や追い越しも可能。また駐車スペースを見つけ出し、自動で駐車することもできる」

ビジョンE

「ビジョンEは渋滞中でも自動走行ができ、高速道路で はオートパイロットモードに切り替わる。車線変更や追い越しも可能。また駐車スペースを見つけ出し、自動で駐車することもできる」

Skoda

スマートな4ドアのクロスオーバー「ビジョンE」には、VWがEV用に開発した新世代のモジュラープラットフォーム「MEB」(Modular Electric Platform)が採用されている。

同社によると、ビジョンEには同社のEV化戦略の方針が盛り込まれている。

「我々は各セグメントでのEV化を強化している。2025年までにさまざまなセグメントで5モデルのEVを提供する予定だ。第1弾として、2019年にプラグインパイブリッドのセダンを発表する」

今年の上海モーターショーは4月21日から28日まで開催される予定。

source:Skoda

[原文:VW Group is rolling out an amazing self-driving electric SUV — but there's a huge catch

(翻訳:近松瑛真)

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