航空各社が座席ディスプレイを廃止、その理由は?

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  • 航空各社は座席のディスプレイを廃止し始めている。
  • 搭乗客が座席のディスプレイよりも、自分のノートPCやスマートフォン、タブレットを見ることが多くなっているためだ。座席のディスプレイは航空会社にとってはコストがかかるし、重量的にも不利。
  • 代わりに航空各社は、機内のエンターテイメントコンテンツを搭乗客が自分のデバイスで楽しむことができるメニューを提供している。

航空各社は搭乗客が映画やテレビ番組を楽しめる、座席のディスプレイを廃止し始めている。ニューヨーク・タイムズが報じた。代わりに、搭乗客が自分のデバイスでコンテンツを楽しむことができるメニューを提供している。

アメリカン航空ユナイテッド航空は、短距離用の新しい航空機では座席のディスプレイを廃止した。航空機の重量を軽量化できるとともに、導入およびメンテナンスコストを削減できる。

これは搭乗客が座席のディスプレイよりも、ノートPCやスマートフォン、タブレットなど、自分のデバイスを見ることが多くなっているためだ。

ニューヨーク・タイムズによると、代わりに航空各社は搭乗客が自分のデバイスで利用できる、無料のメールサービスや機内エンターテイメントを提供している。

デルタ航空は2016年、数百の映画とテレビ番組を搭乗客自身のデバイス、あるいは座席のディスプレイで提供、2017年には無料のメールサービスを提供したと発表。アラスカ航空は2017年、同様のサービスを導入。さらにアメリカン航空とユナイテッド航空は搭乗者のデバイスでより多くのエンターテイメントコンテンツが楽しめるメニューを提供した。

この動きは航空会社にとってはコスト削減にもつながるが、スペースやバッテリーが消耗することを嫌がり、自分のデバイスよりも座席のディスプレイを使いたがる搭乗客もいるだろう。

またこれは、競合との競争において、航空各社はコンテンツへの投資を行い、エンターテイメントメニューのクオリティを高めなければならないことを意味している。

[原文:Airlines are ditching seatback screens and making you use your phone to watch movies

(翻訳/編集:増田隆幸)

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