テスラ車オーナーの車への評価は高い、だがテスラは生産に苦心している。
Tesla
- テスラの従業員は1月3日、雪でスタックしたトレーラーをモデルXで救出した。場所はノースカロライナ州ローリー。
- Facebookに投稿された動画のコメントを見ると、モデルXはトレーラーを難なく救出している。モデルXはトレーラーを引っ張って坂を上ったとのコメントもある。
- 動画が宣伝用に撮影されたのか否かは不明。
テスラのEVトレーラー「セミ(Semi)」の発売はまだ数年先だが、同社のEV SUV「モデルX」は1月3日、もっと大型の車が発揮するようなパワーを見せつけた。
爆弾低気圧に襲われた東海岸で、モデルXは雪でスタックしたトレーラーを救出してみせた。
ドライバーのベン・スプリーン(Ben Spreen)氏は、Facebookに投稿された動画のコメントで、モデルXは問題なくトレーラーを救出したと述べた。だがLinkedInのプロフィールを見ると、同氏はテスラのカスタマー・エクスペリエンスのスタッフ。動画は演出されたものである可能性もある。
「パワーを抑えたりはしなかった」とスプリーン氏はコメントしている。
「思い切りパワーを上げた。モーターの温度が上がることはなかった」
また同氏は、モデルXはトレーラーを引っ張って坂を上ったとも書いている。
テスラ車はオーナーから高い評価を得ている。だが同社は初のマスマーケット向け車種、モデル3の生産に苦心している。3日、同社は、2017年の生産目標数を達成できなかったと発表した。
[原文:Watch a Tesla employee use a Model X to pull a semitruck up a hill in the snow]
(翻訳/編集:増田隆幸)