自分を変えたいと思った時やるべき、たった2つの方法——マインドフルネス第一人者が語る

「自分を変えたい」と、頭では分かっていても行動が伴わず、焦りが募ることは誰にでもあるでしょう。

「そんなとき、必要なのは新しい挑戦でもこれから立ち向かうべき苦しい逆境でもありません。必要なのは『自己認識力』を高めること」。そう語るのは、マインドフル・リーダーシップ開発の第一人者である荻野淳也さん。

そもそも人が変わるとはどういうことか、変わるのに必要な自己認識力とは何か、自己認識力を高めるにはどうすればよいかーー荻野さんにお話を伺いました。

荻野さんの写真

「自分を変えられる力」はこれからの必須スキル

ー「変わりたい」と、頭では分かっていても行動が伴わず、焦りが募ることがあります。

人がポジティブな方向に「変わる」のには、2種類あります。「成長」と「変容」です。

  • 「成長」は、「こんなふうになりたい」と目標を設定し、予定調和的に変わっていくこと。
  • 「変容」は、根本的な自分自身が変わること。芋虫がサナギになって蝶になるように、バージョン1.0から2.0へ、2.0から3.0へと大きな変化を遂げることです。

前者の「成長」は子どもから学生時代まで、そして現在は仕事でも求められるため多くの人がイメージをしやすいでしょう。しかし、後者の「変容」は、

  • 順調に続けてきた大企業での仕事に見切りをつけ、リスクを取って転職や起業をする
  • 都会での年収や社会的地位といった成功を捨て、自分や家族のためにIターン就職する

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