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米カリフォルニア州に拠点を置く名門校スタンフォード大学の合格率は、2017年度も極めて低かった。受験者の4.7%のみが、2021年度に卒業する学年に迎え入れられた。
合格率は昨年と変わらず、スタンフォード大学は依然として、アメリカで最も入学が難しい大学だということだ。
一方、アイビーリーグで合格率が最も低い大学は、ハーバード大学(5.2%)だった。また、アイビーリーグで最も入りやすい大学はコーネル大学で、合格率は12.5%だった。
今年のスタンフォード大学の受験者数は4万4073人で、うち2050人が合格した。受験者数・合格者数には、12月の早期決定方式を利用した人も含まれる。早期決定とは、日本の専願受験制度に似た制度で、一般受験より早く出願でき、早く合否を確認できる代わりに、合格した場合その大学に必ず入学しなくてはいけない。
スタンフォード大学と同じくらい競争率が高い学校はほかにもある。例えば、米フィラデルフィア州にあるカーティス音楽学校(Curtis Institute of Music)の合格率も約4%と極めて低い。もちろん、こちらは一般的な大学というよりは、音楽学校だが。
[原文: The most competitive university in America isn't in the Ivy League]
(翻訳:Yuta Machida)