iOSのシェア、アメリカ、ヨーロッパ、日本で低下

アップル_各国でのシェア推移

BI Intelligence

市場調査会社、カンター・ワールドパネル(Kantar Worldpanel)によると、アンドロイドのシェアはiOSを大きくリードしており、いくつかの主要マーケットではその差は広がり続けている。

2017年11月末までの3カ月間で、iOSはアメリカ、ヨーロッパの4つの主要マーケット(イギリス、フランス、イタリア、スペイン)、日本でシェアを失った。一方アンドロイドは、これらのマーケットでシェアを増加させた。

だがアップルは、中国で活路を見出した。中国ではアンドロイドがシェアを落としている。

アップルにとって、それぞれ世界1位、2位、4位の売上規模となるアメリカ、ヨーロッパ、日本でのシェア低下は同社にとって大きな痛手だ。

  • アメリカでは、iOSのシェアは前年比で4%低下し、40%となった。一方で、アンドロイドのシェアは4%上昇し、60%となった。
  • ヨーロッパの4大マーケットでも、iOSはシェアを失った。前年比でイギリスで4%、フランスでは2%のシェアを失い、イタリアとスペインでは、1%未満のシェアを失った。
  • 日本では、前年比マイナス5.5%。一方で、アンドロイドはシェアを6.1%伸ばし、2016年11月時点の42.3%から48.4%となった。
  • 一方、中国ではシェアを5%伸ばし、アンドロイドは逆にシェアを失った。これにより、中国でのiOSのシェアは昨年の19.7%から24.3%となった。中国での出荷数の減少に直面していたアップルにとって、大きな転換点となった。

中国においてiOSはシェアNo.1のOSではないが、シェア増加はアップルにとって大きな意味を持つ。なぜなら、中国はアップルにとって世界で3番目に大きなマーケットであり、中国での収益増はアップルにとって良いニュースとなる。iOSのシェアが5%増加したことは、中国の熾烈なスマートフォン競争の中で、アップルの競争力が増したことを意味している。

中国でのiOSのシェア増加はつまり、アップルがファーウェイ(Huawei)、シャオミ(Xiaomi)、サムスン(Samsung)からユーザーを奪ったことに他ならないとカンター・ワールドパネルのドミニク・サネボ(Dominic Sunnebo)氏は記した。iPhoneXは2017年11月、中国でシェアの6%を占め、トップセラーとなった。

[原文:Apple has lost iOS market share in the US, Europe, and Japan

(翻訳:忍足 亜輝/編集:増田隆幸)

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