シェア拡大のチャンス? 業績低迷のサブウェイをライバル企業が狙っている

サブウェイのサンドイッチ

Joe Raedle/Getty Images

  • サブウェイ(Subway)は2017年、フランチャイズ加盟者の客足と売り上げが低下する中、アメリカで900店舗以上を閉店した
  • ファストフード・チェーン「フレッシー(Freshii)」は、サブウェイのフランチャイズ加盟者に公開書簡で、サブウェイからフレッシーに乗り換えるよう呼びかけた。
  • アナリストによると、サブウェイの閉店を機に、マクドナルドも市場シェアを拡大しようとしている。

サンドイッチ・チェーンのサブウェイが大量閉店する中、競合他社は市場シェアの拡大を虎視眈々と狙っている。

フレッシー

フレッシー。

Hollis Johnson

アメリカで人気のヘルシー・ファストフード・チェーン、フレッシーは17日(現地時間)、サブウェイのフランチャイズ加盟者に向けた公開書簡を公表、サブウェイが2017年に900以上の店舗を閉店し、客足も減少していることを強調した。

「サブウェイからフレッシーに転向して、一緒に働きましょう」フレッシーのCEOマシュー・コリン(Matthew Corrin)氏は公開書簡で呼びかけた。「これはフレッシーにとっても、サブウェイにとっても、好ましい結果につながります。起業家精神あふれるフランチャイズ・パートナーを支援し、我々のミッションを果たし続けることができるのです」

コリン氏は一部フランチャイズ加盟者がサブウェイという船から降りることで、サブウェイの業績が改善すると主張している。

だが、サブウェイの大量閉店を自らのチャンスにしようというファストフード・チェーンは、フレッシーだけではない。アメリカ最大のレストラン・チェーンであったサブウェイの客足と店舗数の減少は、同業他社にとって顧客を取り戻す絶好の機会となっている。

「何百ものサブウェイのフランチャイズ加盟者が経営難にあると思われ、2018年に再びアメリカでサブウェイの大量閉店が起きても、我々は驚かない」野村証券のアナリスト、マーク・カリノフスキー(Mark Kalinowski)氏は1月上旬、顧客向けのメモの中でそう述べた。

カリノフスキー氏は続ける。「もしそうなれば、アメリカのマクドナルドにとっては、市場シェアを拡大する良い機会になる」

サブウェイのフランチャイズ加盟者らは最近、Business Insiderに対し、アメリカでは最大で3分の1の店舗で採算が取れておらず、2018年も閉店が続くだろうと語っている。

「ブランドが疲弊している」フランチャイズ・コンサルタントのジョエル・リババ(Joel Libava)氏は、Business Insiderに語った。「従業員までもが疲弊しているように見える」

[原文:Chains like McDonald's and Freshii are lining up to profit from Subway's downward spiral]

(翻訳/編集:山口佳美)

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