アマゾン、第2本社の立地の大きなヒントを明らかに

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Mark Wilson / Getty Images

  • 1月18日(現地時間)、アマゾンは第2本社「HQ2」の候補地を20都市に絞り込んだリストを公開した。
  • リストにはワシントンD.C.近郊の3カ所が含まれている。
  • つまり、同社はワシントンD.C.をHQ2の有力な候補地と考えているようだ。だが、最終的にどこが選ばれるかはまだ不明。

アマゾンは1月18日(現地時間)、「HQ2」と呼ばれる第2本社の候補地を記したリストを公開した。だが候補地はまだそれほど絞り込まれていない。

リストには予想どおり、オースティン、ボストン、ニューヨーク、ノースカロライナ州ローリーなどが含まれている。

その中で1点、意外だったのは、ワシントンD.C.近辺に候補地が集中していたこと。ワシントンD.C.、バージニア州北部、メリーランド州モンゴメリー郡がリストに含まれていた。

バージニア州北部とモントゴメリー郡はワシントンD.C.に隣接しており、大きな都市ではない候補地はこの2カ所だけ。アマゾンは、ワシントンD.C.への交通の便が良いことを理由にこの2カ所を選んでいると思われる。

つまり、同社がワシントンD.C.をHQ2の有力候補地として考えている可能性は高い。

ワシントンD.C.近辺の「3カ所」が選ばれているのは驚きだ。アマゾンはこれまで、ワシントンD.C.への近さについては言及していなかった。だがワシントンD.C.までの距離を重要視しているように思える。

この3カ所間での争いが、もっとも激しいものになるだろう。立地による差別化ができず、他の強力な誘致策を提示せざるを得ない。

アマゾンがワシントンD.C.を選ぶ理由は他にもいくつかある。交通、教育、労働人口、居住性など、同社がHQ2の条件として掲げている条件をワシントンD.C.は全てクリアしている。アマゾンはすでにワシントンD.C.でロビー活動を行っており、また、現地で求人を行っていることは、すでにオフィスを拡張中であることを示している。

また、ワシントンD.C.は同社CEOジェフ・ベゾス氏の第2の住み家となっている。2017年、同氏はワシントンD.C.に大きなマンションを購入、またワシントン・ポストのオーナーでもある。ベゾス氏はスケジュールを調整し、アマゾンとワシントン・ポストの両方の業務をこなしているとニューヨーク・タイムズは伝えた

他の多くの要素も重要であるため、ベゾス氏の日々の生活の負担を軽減することがHQ2の候補地を選択する際の最優先事項ではないだろうが、ワシントンD.C.が有利であることは確かだ。

[原文:Amazon just dropped a major hint about where it wants its new headquarters to be

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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