1月22日(月)の昼頃から関東甲信地域などで降雪予想が発表されるなか、前日の21日(日)には国土交通省と気象庁が「大雪に対する国土交通省の緊急発表」を同時配信し、「不要不急の外出は控えるとともに、やむを得ず運転する場合にはチェーンの早めの装着等をお願いします」などと呼びかけるなど、首都圏では雪への警戒意識が高まっている。
関連リンク:大雪に対する国土交通省緊急発表(PDF)
国土交通省が1月21日、関東甲信地方や東北地方の大雪予想に対して発表した「緊急発表」の別紙。23日6時までに予想される24時間降雪量として、関東地方の平野部で10〜40センチ(23区で5〜10センチ)としている。予報は21日14時時点のもの。
国土交通省
移動先で、あるいは帰宅の経路の降雪・積雪の状態がどうなっているか? そのチェックには、Yahoo!天気の「雨雪レーダー」が役立つ。
この機能は冬季限定で登場するもので、ほぼリアルタイムで雪雲の移動がわかる「雪雲レーダー」が使える。従来の「雨雲レーダー」の表示も同時に行われ、「雪なのか、雨なのか」がわかるという機能だ。
把握できる雲の動きは、通常の雨雲レーダーと同じ、現在時刻の1時間前〜6時間後(予想)までだ。
アプリのダウンロード先と、使い方解説は以下にまとめた。普段雪が降らない地域での降雪は、交通機関や通常の徒歩移動などで思わぬトラブルが起こりやすい。こういった天気アプリを活用して、万が一の準備は早め早めの対応を心がけておきたい。
ダウンロード:Yahoo!天気アプリ
「雨雪レーダー」機能の使い方
(1)Yahoo!天気アプリをインストールして起動
Android版のインストール画面。iOSではAppStoreから、AndroidではPlayストアから無料で入手できる。
(2)画面をスクロールして、「雨雪レーダー」のバナーをタップ
(3)自分の移動するルート上の雨雲・雪雲を確認する。スライダーを動かせば6時間後までの雪雲移動予測も可能
1月22日(月)9時現在の6時間後の様子。14時台には東京など首都圏の広い範囲が雪雲に覆われている。
(文、写真・伊藤有)