2018年1月22日15時台の東京駅丸の内中央口付近の様子。
2018年1月22日、首都圏を含む関東甲信を中心とした広い範囲が大雪に見舞われている。14時30分時点で気象庁は、伊豆・小笠原諸島を除く東京都内などに大雪警報を発令。JR東日本の各線では遅延も発生し、路面凍結や交通障害などにはさらなる注意が必要な状況が続いている。
早々にリモートワークに切り替えるIT企業
国土交通省などが事前に注意喚起を行ったこともあり、今回の大雪では、早期の段階からIT企業などを中心に積極的に社外で仕事をする「テレワーク」「リモートワーク」の呼びかけが行われている。働き方改革の推進が功を奏した形だ。
一方で、Twitterをみていると、テレワークを導入済みでありながら1カ月前の事前申請が必要でこうした災害でうまく制度を使えないといったコメントもあり、各企業の取り組みの差も浮き彫りになった。
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文具メーカー大手キングジムもメールで指示
なお、Twitterをはじめ各種SNS上では、各地の雪の様子が投稿されている。都内でも積雪や視界不良などが報告されており、22日(月)の帰宅や、翌23日(火)の登校・出勤時間帯には混乱が予想される。SNSや気象アプリ、各種情報を適宜確認しながらの行動が安全だ。
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東京駅構内の電光案内板によれば、各新幹線のダイヤに乱れ(2018年1月22日15時30分頃)。
渋谷駅前のスクランブル交差点でも降雪を確認(2018年1月22日15時25分頃)。
半蔵門線および田園都市線 渋谷駅ホームは帰宅を急ぐ人で混雑していた(2018年1月22日15時30分頃)。
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23区外ではより激しい様子
(文・小林優多郎)