ビクトリアズ・シークレットは、もはや最もクールな下着ブランドではない?

カーダシアン&ジェンナー姉妹

カルバン・クラインの広告に登場した、カーダシアン&ジェンナー姉妹。

Facebook/Calvin Klein

  • カルバン・クライン(Calvin Klein)の最新の広告キャンペーンには、カーダシアン&ジェンナー姉妹が起用されている。
  • 同社はソーシャルメディアを通じて、アパレルとアンダーウェアを積極的にアピールしている。
  • これはアメリカのアンダーウェア市場でシェアを失いつつあるビクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)にとって、悪いニュースだ。

フィリップス・ヴァン・ヒューゼン(PVH)が手掛けるブランド「カルバン・クライン」が、カーダシアン&ジェンナー姉妹を起用した新しい広告キャンペーンで、 インターネットを沸かせている。

この広告は、カルバン・クラインがソーシャルメディアを使ったキャンペーン「#MyCalvins」の一環として作ったもの。キャンペーンは2014年に始まり、インスタグラムには現在、50万を超える投稿がある。

これはかつてアメリカのアンダーウェア市場を席巻、近年はシェアを奪われつつあるビクトリアズ・シークレットにとって悪いニュースだ。

ビクトリアズ・シークレットは、その広告に起用されるモデルが痩せすぎで、多様性にも欠けることから敬遠され、顧客との関係構築がうまくいっていないと批判されてきた。結果、エアリー(Aerie)のような、自然な美と自己受容を訴える他の下着ブランドが大きな成長を遂げた。エアリーが11四半期連続で既存店売り上げを伸ばす一方で、パッド入りのブラやセクシーな広告を売りにしてきたビクトリアズ・シークレットの売り上げは2017年、低迷し続けた。

そして最近、ビクトリアズ・シークレットはカルバン・クラインのデザインに注目し、似たようなスタイルの商品を多く出しているように見える。

ビクトリアズ・シークレットのブラ広告

一部のビクトリアズ・シークレットのブラは、驚くほどカルバン・クラインのデザインに似ている。

Victoria's Secret

カルバン・クラインも、北米市場では苦戦が続いているが、ヨーロッパや中国での売り上げが全体の既存店売上高の成長を後押ししている。セレブを起用した今回の広告キャンペーンで、カルバン・クラインはアメリカの市場に対するアピールを強めている。

[原文:Victoria's Secret just lost its status as the coolest lingerie brand]

(翻訳/編集:山口佳美)

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