ペットは飛行機に一緒に乗っていい? —— 米航空会社が直面する新たな問題

クジャク

航空会社は、調教されていないペットをタダで飛行機に乗せようとする客に対抗しようとしている。

Rick Silva / AP

  • ユナイテッド航空は“クジャク”を連れた客の搭乗を拒否。
  • 搭乗を拒否された客は、このクジャクはエモーショナル・サポート・アニマル(セラピー犬など、精神的な問題を抱える人をサポートする動物)で、無料で連れて乗れると旅行関係のブログで語った。
  • また客はクジャク用のチケットを購入しようともしたが、ユナイテッド航空は拒否した。

ユナイテッド航空は、ニューアーク・リバティー国際空港(ニュージャージー州)でクジャクを連れた客の搭乗を拒否した。旅行関係のブログ Live and Let's Flyが伝えた

旅行をテーマにしたトークショー The Jet Setは、クジャクを連れた客の写真をFacebookに投稿した

Live and Let's Flyによると、客はこのクジャクはエモーショナル・サポート・アニマルで、無料で連れて乗れると語った。またクジャク用のチケットを購入しようともしたが、ユナイテッド航空は拒否した。

「クジャクは重さとサイズを含めて、多くの点でガイドラインに反していた。我々はお客様が空港に到着する前に、別々に3度、この件を説明した」と同社はBusiness Insiderに文書で述べた。

また同社は、エモーショナル・サポート・アニマルを連れて飛行機に乗る際には、「少なくとも48時間前に、医療専門家による文書を提出」する必要があると顧客に伝えていると語った。

1月はじめ、デルタ航空はエモーショナル・サポート・アニマルを連れた乗客に対して、より厳格な規則を適用すると発表。同社は、排泄行為や他の乗客、乗員への攻撃など、調教が行き届いていない動物による事故が2016年、84%増加したと述べた。

デルタ航空の規則は乗客に、搭乗の48時間前に動物の健康状態に関する文書を提出するよう求めている。またエモーショナル・サポート・アニマルを連れて搭乗することについての、医師もしくはメンタル・ヘルスの専門家が署名した文書が必要、同様に動物が飛行中もおとなしくしていられることを証明する文書も必要となる。

デルタ航空の規則に関しては反発がある。だが他の航空会社も後に続く見込み。各社は、サポート・アニマルの規定を悪用して、調教されていないペットをタダで飛行機に乗せようとする客に対抗しようとしている。

クジャクを連れて飛行機に乗ろうとした客を支持するTwitterユーザーもいれば、この行為に怒っているTwitterユーザーもいる。

いくらなんでもクジャクはないでしょ。アメリカ人は頭がおかしくなったの?

私もエモーショナル・サポート・クジャクが欲しい。

起きて、ヤフーニュースを開いて。

女性がユナイテッド航空にエモーショナル・サポート・クジャクと一緒の搭乗を拒否された。

なんてこった。ニュースを閉じて、寝よう。

クジャクの隣に座る。 > 座席をリクライニングしてくる人の後ろに座る。

飛行機では「絶対にダメ」だが、地下鉄ならちょっと迷惑かもしれないけど、いいと思う。

[原文:A woman tried to bring an emotional-support peacock on a United flight, and it reveals a growing crisis for airlines

(翻訳/編集:増田隆幸)

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