熱狂的な支持者も! オンライン・アパレル「エバーレーン」が実店舗をオープン、行ってみた

エバーレーン

Jessica Tyler/Business Insider

  • オンライン・アパレルのエバーレーン(Everlane)は2017年12月、初めての実店舗をロウアー・マンハッタンにオープンさせた。
  • エバーレーンはその品質の高さ、手頃な価格設定、そのエシカルな生産過程で知られる。
  • Business Insiderは実際に店舗を訪れ、エバーレーンが提供する質の高さは、他の小売店が真似できるものなのかどうか探った。

オンライン・アパレルのエバーレーンは、エシカルなプロセスを経て作られる品質の高さを強調することで、大きく成功してきた。2015年には3500万ドル(約38億円)を売り上げたと見られ、2013年から200%伸びた。2016年には5100万ドルを売り上げたと報じられている。これらは全て、オンラインのみで販売されたものだ。

同社の創業者兼CEOマイケル・プレイズマン(Michael Preysman)氏はこれまで、従来型の小売店を出す考えはないと強調してきたが、エバーレーンはついに同ブランド初のブティックをニューヨークのソーホー地区でスタートさせた。

自分の目で見て、ショッピングを体験するため、筆者は店を訪れた。

以下、写真で紹介しよう。


初の実店舗は「エバーレーンIRL」と名付けられた。オンライン・ストア同様、シンプルな美しさがある。

売り場

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明るく、広々としているが、わたしが行ったときは混み合っていた。店の正面は100%ガラスなので、中の様子は丸見えだ。

正面のガラス

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売り場は思っていた以上に広い。

奥行のある売り場

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天井は高く、天窓も大きい。蛍光灯はどこにも使われていない。

天窓

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店に入って最初に目に入るのは、気持ちのいいラウンジだ。箱詰めの水、観葉植物、近隣のガイドマップ、デニム工場の写真が置かれている。

ラウンジ

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仕事を片付けたり、買い物の途中で少し休憩をするのにいいスペースだ。

ラウンジでくつろぐ人たち

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他にも、座って靴の試着ができるベンチがいくつもある。混雑していても、売り場は広々としているので、窮屈には感じない。

靴の試着をする人たち

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靴の品揃えは少ない。だが、配置されているiPadを使えば、オンライン・ストアの商品も合わせて見ることができる。靴は展示用のみで、試し履きしたいときは店員に頼まなければならない。

靴売り場

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靴の売り場の隣には、箱詰めされた水と近隣のガイドマップが。

箱詰めの水とガイドマップ

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店内の至るところに、ブランドの透明性に対する誓いが掲げられている。例えば、このサインには「100% Human」というコレクションのアイテムを購入すると、1商品ごとに5ドルをアメリカ自由人権協会に寄付すると書かれている。

サイン

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商品の生産に携わる、世界各地の工場に関する情報も目にすることができる。

工場に関する情報

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工場の情報は音で確認することもできる。このヘッドフォンからは、ロサンゼルスにあるTシャツ生産工場の音が聞こえる。その横には、2015年のブラックフライデーの利益の一部を、その工場で働く従業員の健康や教育のために寄付したことが書かれている。

ヘッドフォン

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同社のエシカルな経営やウェブサイトの情報が、商品に付けられたタグに記載されている。

タグ

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全てのデニムにも、同社のサステナブルな取り組みの説明が。

デニムのタグ

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「#DAMNGOODDENIM」の表示は至るところに。デニムは全て1本68ドル(約7400円)だ。

デニムコーナー

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デニムのサイズ展開は豊富だが、店頭には限られた数しか置かれていない。売り場はよく整理されていて、店員も常にそこにいて手助けしてくれるが、試着できるサイズが見つけられなければ、意味はない。

たくさんのデニム

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大半のデニムは、1つのセクションに集められている。ここはとても混雑していた。他の棚にもいくつか置かれている。

デニムのセクション

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女性向けのデニム売り場の向かいには、男性向けのコレクションが。スペースはかなり狭く、女性のデニム売り場と同じくらいだ。男性向けのアイテムは限られているが、わたしが行ったときは、男性客も女性客と同じくらいいた。

男性向けのコーナー

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女性服はきちんと陳列されていたが、売り場が店の中でバラバラになっていた。これは入り口を入ってすぐの、靴売り場の向かい側……

入り口すぐの女性服売り場

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……似たようなアイテムが、店の奥のレジ脇にもあった。ここに来るまでに、デニムや男性向けのセーターなどの売り場がある。

レジ脇の女性服売り場

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ここで買い物をするのに不便なのは、サイズ展開が限られていることだ。アイテムごとにそれぞれのサイズが1着もしくは2着しかないので、試着をしたいと思っても、待たなければならないことがある。

女性服

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店内でサイズが豊富にあるのは、100ドルのカシミアのセーターだけだ。店の一番奥にある。

カシミアのセーター

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店の奥にある試着コーナーも広い。ここにもベンチと水が用意されている。それぞれの試着室はさほど広くはないが、わたしが行ったときには誰も使っていなかった。売り場があれだけ混雑しているのに、試着している人が全くいないことに驚いた。

試着室

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しかし、レジには長蛇の列ができていた。2列あるが、使われていたのは1列のみ。なかなか進まない。オンライン・ストアで購入したものを返品・交換する人も同じ列に並んでいるからだろう。

レジ

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伝統的なレジの代わりに、エバーレーンではiPadとカードリーダーが設置されていた。

iPadとカードリーダー

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なんとかレジにたどりついたが、購入するにはエバーレーンのウェブサイトでアカウントを作らなければならなかった。アカウントを作り、メーリングリストに登録するまで、何も買うことができなかった。

登録画面

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サイズがなかなか手に入らなかったり、レジに並ばなければならなかったり、不利な点もあったが、エバーレーンIRLはその透明性、シンプルさ、手頃な価格というブランドの誓いに忠実だ。

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[原文:A clothing startup with a cult following and millions in online sales opened its first real-life store — here's what it's like to shop there]

(翻訳/編集:山口佳美)

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