世界の国際線“超ショート”フライト、トップ10 —— 最短路線は16キロ

飛行機

セント・マーチン島のプリンセス・ジュリアナ国際空港に着陸するKLMオランダ航空のボーイング747-400。

Flickr/Masahiro TAKAGI

  • 国際線が、必ずしも何千マイルのフライトを意味するわけではない。
  • わずか10マイル(約16キロ)の国際線もある。
  • 最も短い国際線、トップ10を紹介しよう。データは航空関連の調査会社OAGによるもの。

国際線といえば、最も一般的なイメージは、大型機に詰め込まれた12時間におよぶ長時間のフライト。確かに、国際線の多くはそうだ。

だが、ほんの数分だけという国際線フライトも、わずかだが存在する。

航空関連の調査会社OAGの協力のもと、世界で最も短い国際線をまとめた。

超ショートフライト、トップ10を見ていこう。

10位 セント・トーマス島(米領ヴァージン諸島)- ヴァージン・ゴルダ島(英領ヴァージン諸島):31マイル(約50キロ)

シリル・E・キング空港

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8位 セントジョンズ(アンティグア・バーブーダ)- モントセラト島(イギリス領):30マイル(約48キロ)

VCバード国際空港

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8位 深セン(中国)- マカオ特別行政区*(中国):30マイル(約48キロ)

マカオ国際空港

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*1999年以降、マカオは中国の特別行政区(SAR)となっている。だがビザや関税規定が異なり、マカオと中国本土間のフライトは国際線として扱われている。

7位 セント・トーマス島(米領ヴァージン諸島)- ビーフ島(英領ヴァージン諸島):25マイル(約40キロ)

シリル・E・キング空港

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6位 シント・マールテン* - サバ島(オランダ領):24マイル(約39キロ)

ファンチョ・E・ヨラウスクィン飛行場

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*シント・マールテンは、セントマーチン島の南側のオランダ領。北側はフランス領のサン・マルタン。

5位 バレー(アンギラ)- サン・バルテルミー島(フランス領):22マイル(約35キロ)

クレイトン・J・ロイド国際空港

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4位 シント・マールテン - サン・バルテルミー島(フランス領):17マイル(約27キロ)

サン・ジャン飛行場

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3位 ブラザビル(コンゴ共和国)- キンシャサ(コンゴ民主共和国):13マイル(約21キロ)

マヤマヤ空港

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1位 ニース(フランス)- モナコ:10マイル(約16キロ)

コート・ダジュール空港

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1位 バレー(アンギラ)- シント・マールテン:10マイル(約16キロ)

クレイトン・J・ロイド国際空港

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[原文:The 10 shortest international flights in the world: Ranked

(翻訳:本田直子/編集:増田隆幸)

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