AP/Elaine Thompson
- アマゾンはシアトル本社などで数百人を削減する。シアトル・タイムズが伝えた。
- 削減は主にコンシューマー・リテール部門が対象と、2人の関係筋が同紙に語った。
- アマゾンは先日、第2本社「HQ2」で5万人を雇用する予定と語っている。
アマゾンは主にコンシューマー・リテール部門で数百人を削減する。2人の関係筋の話をシアトル・タイムズが伝えた。
正確な削減数は発表されていない。だが記事によると、シアトル本社で「数百人」、その他で「100人以上」になる模様。
2017年12月時点で世界中に56万6000人以上の従業員を抱えるアマゾンは、配送センターも含め、アメリカで2番目に多くの従業員を抱える会社。シアトル本社だけで、4万人以上が働いている。
今回、影響を受ける従業員は全体から見ればわずかだが、削減はアマゾンでは稀なこととシアトルタイムズは伝えている。関係筋によると、すでに通知された従業員もいれば、これから通知される従業員もいるようだ。
同社は、削減の対象となる従業員には他部門への配属の機会が与えられるとBusiness Insiderに述べた。
「年間計画の一貫として、当社は全社での人員調整を実施する。数カ所で小規模な削減を行い、多くで積極的な採用を行う。対象となる従業員には、採用中の部門で新たな業務に就いてもらう予定」
今回の削減は、第2本社「HQ2」の候補地に多くの都市が名乗りをあげている中でのこと。アマゾンは1月、HQ2の候補地として20都市を発表。HQ2では5万人を雇用する計画としている。
[原文:Amazon is cutting hundreds of jobs in a 'rare' move]
(翻訳/編集:増田隆幸)