ゲレンデを滑るロボット。
Reuters
スキー選手にとって、目を逸らしたくなる現実がすぐそこまで迫っているかもしれない。
ロボット(なかには頭がないものも)が、スキー選手の仕事を奪うかもしれないからだ。
韓国、平昌で開催されている冬季オリンピックでは世界中のトップアスリートたちがしのぎを削っている。一方、会場近くの別のスキー場では、ロボットによるスキー大会が開催された。
大学や団体、企業など8チームが2月12日、スキー・ロボット・チャレンジ(Ski Robot Challenge)に参加。会場はオリンピック会場の平昌から西へ1時間ほどにあるウェリーヒリ・スキーリゾート(Welli Hilli ski resort)。会場では驚きの光景が広がっていた。
賞金1万ドル(約108万円)をかけた戦いの様子を見てみよう。
普通の写真に見えるが、実はスキーを履いているのはロボット。
Reuters
様々なサイズや形のロボットが参加。
Reuters
ロボットはカメラセンサーを装備。赤と青のフラッグを「見て」滑る。
Reuters
また、独立した動力源を備え、スキーとストックが使えなければならない。
Reuters
ロボットをゲレンデの上部に運ぶ。
Reuters
スタートライン。行け、小さな選手! がんばれ!
Reuters
見事な滑り!
Reuters
青と赤のフラッグが並ぶコースを滑る。
Reuters
胸板の厚いロボットが、ゲレンデに美しいラインを描く。
Reuters
栄光のゴールライン。
Reuters
このイベントを冬季オリンピックに合わせて開催することで、韓国がロボット先進国であることをアピールすることが主催者の狙い。
Reuters
全てのロボットが完走できたわけではない。写真のロボットは、スキーが雪に刺さってしまった。
Reuters
ネットに引っかかって動けなくなったロボットも。
Reuters
優勝はTAEKWAN-V。オリンピック選手もうかうかしていられない?
Reuters
(翻訳:忍足 亜輝/編集:増田隆幸)