2008年のNetflix。
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ネットフリックス(Netflix)は1997年にスタートして以来、大きな変貌を遂げている。
同社はDVDレンタルサービスからスタート、今では世界中でストリーミングサービスを展開し、かつて隆盛を誇ったブロックバスター(Blockbuster)などを打ち負かした。
だが常に順調だったわけではない。同社がサービスをネットフリックスとQwikster(クイックスター)に分割しようとして失敗したことを覚えているだろうか?
UX Timelineを運営するジャシンテ・ブッソン(Jacinthe Busson)氏は、ネットフリックスのウェブサイトの1999年から現在までの変遷をまとめた。見てみよう。
1999年、まだ現在のキーカラーである赤は使われていない。「Net」と「Flix」も分かれている。
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2004年には今のデザインに近いものになった。だがまだストリーミングサービスは始まっていない。延滞料金なしが特徴の1つだった。
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2008年、ストリーミングサービスを導入。「思ったより簡単!」だが作品数はまだ少なかった。
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2009年、「幸せな家族」のイメージがメインに。当時、ストリーミングはRokuやXbox 360などの端末を使って視聴していた。
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2010年、ストリーミングサービスの紹介が加わり、大きな位置を占めるようになった。
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2011年、ストリーミングがメインになった。Facebookでのログイン機能も登場。
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2012年、ネットフリックスは一般的になり、サービス紹介はなくなった。もちろんDVDも。
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2012年から2013年にかけては大きな変化はない。デザインはより洗練されたものに。
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また、お勧め作品やオリジナル作品が強調されている。
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2014年、大きな変化はないが、メイン画像がストック写真のようだ。
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2015年、人気作品が下に並んだ。
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2016年、様々なユーザーを意識し、トップ画像が切り替わるようになった。価格を大きくアピールすることをやめた。
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現在、ウェブサイトでは「いつでもキャンセルOK」が強調されている。
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(翻訳/編集:増田隆幸)