転職した方が良いと気づく前、あなたのパフォーマンスは下がっているはず。
WayUp
- 転職の決断は、ときに難しい決断になる。
- WayUpのCEO兼共同創業者リズ・ウェッセル(Liz Wessel)はグーグルで2年働いたあと、その時が来たことに気づいた。
- もし次のステップへの見通しが、あなたの気持ちを揺さぶっているなら、それは転職のサイン。
WayUpのCEO兼共同創業者のリズ・ウェッセルは、グーグルを辞めるべきときを知っていた。
結局のところ彼女は自分がやりたいことを探すために、2年で辞めるつもりでグーグルに入社した。2012年、グーグルに入社するときに、彼女は同社のリクルーターにも自分の計画を話している。
リクルーターは彼女の希望を認めた。2年後、彼女はグーグルを辞め、大学生と若いビジネスマン向けの就職支援サービス、WayUpを起業した。
だが、ウェッセルのような明確なプランを持っていないとしたら、いつ転職すべきときだと分かるだろうか? どうすれば早まった決断や長く居すぎたりしないで済むだろうか?
答えは、具体的な状況やあなたを取り巻く環境による。だがもし、あなたが次のステップについていつも考えているなら、それは転職の良いサインだとウェッセルはBusiness Insiderに語った。行き先は、新しい業務、新しい会社、あるいは新しい業界かもしれない。
「新しい仕事について考えることに時間を使ってしまい、もう今の仕事で良いパフォーマンスがあげられないなら、それはおそらく転職のサイン」
ウェッセルは、これは起業するか否かには関係ないと語った。彼女は、多くの友人がそうした時期を通過してきたと述べた。
「何か別のことを考えるのをやめられなくことは誰にだってある。『自分が心から夢中になれる、このテック・スタートアップで働きたい』とか『金融機関にいるが、このフィンテック企業がとても気に入っている』とか」
いずれにしても、転職が周りからどう思われるかは、全く気にすべきことではない。
「何回転職したかではなく、どれくらいの期間、情熱を持って取り組んだか、そこから何を学んだか。それが次の面接で語るべきこと。私が保証しよう」
(翻訳/編集:増田隆幸)