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- 今や世界のファッション・アイコンとなったイギリスのキャサリン妃とメーガン・マークルさんが身に着けたものは、その大半がオンラインですぐに売り切れてしまう。
- キャサリン妃はより伝統的なスタイルを、マークルさんはより流行に沿ったスタイルを好むようだ。
- ライン(Line)やステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、ジェニー・パッカム(Jenny Packham)といったブランドが彼女たちのお気に入りのようだ。
イギリスのキャサリン妃や、ヘンリー王子の婚約者メーガン・マークルさんが身に着けたものは、その大半がすぐに売り切れてしまう。
「ケイト効果」や「メーガン効果」とも言われるこうした劇的な効果によって、彼女たちが着たブランドの人気は高まり、オンラインではすぐに完売してしまう。キャサリン妃とマークルさんの人気は、イギリス経済にも大きく貢献している。ブランド・ファイナンス(Brand Finance)の調査によると、マークルさんの王室入りによって、2018年だけで観光、パーティー、記念品の売り上げなどで合わせて5億ポンド(約750億円)もの経済効果が見込まれると、フォーブスは報じている。キャサリン妃はファッション・アイコンとして、2015年のイギリス経済に2億500万ドル(約220億円)をもたらした。
キャサリン妃がより伝統的なスタイルを好む一方で、マークルさんはより流行に沿ったスタイルを選びがちだ。だが、2人とも恐ろしく高い服と驚くほど手頃な服をミックスさせている。
キャサリン妃とマークルさんが好んで着用しているブランドをいくつか紹介しよう。
ライン(Line)
Chris Jackson/Getty Images
マークルさんが着た、カナダのブランド「ライン(Line)」の750ドルの白いコートは、この写真が公開されて数分後には売り切れ、同ブランドのウェブサイトはクラッシュした。社長はこのコートを「ザ・ミーガン(The Meagan)」と改名することを決めた。このとき彼女が着ていたパロッシュ(P.A.R.O.S.H.)のドレスとアクアズーラ(Aquazzara)の靴も売り切れ、すぐに改名された。
ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)
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マークルさんがこのヴィクトリア・ベッカムのセーターを着た後、これを取り扱っていたノードストロームのサイトでは、ほぼすぐに売り切れとなった。
ストラスベリー(Strathberry)
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ストラスベリーのこのバッグは、マークルさんがこれを持っていたことが分かると、オンラインですぐに売り切れた。それ以来、このバッグは「ザ・ミーガン(The Meagan)」と改名された。
マッカージュ(Mackage)
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同じ日、マークルさんはマッカージュのエロディ・コートを着用していた。この写真が公開されると、コートは数時間で売り切れたが、その後、再入荷した。
ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)
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マークルさんが、今では売り切れとなっているステラ・マッカートニーのコートを着ていたのは、ヘンリー王子とともにウェールズにあるカーディフ城を訪れたときのことだ。
エバーレーン(Everlane)
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2017年9月に行われた、傷病兵らの国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」 では、マークルさんはエバーレーンの68ドルのハイライズ・スキニー・ジーンズをはき、同ブランドの165ドルのブラウンのレザートートを持っていた。同じ日に履いていたサラ・フリント(Sarah Flint)のナタリー・フラットという靴は、売り切れだ。
テンパリー・ロンドン(Temperley London)
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キャサリン妃は、テンパリー・ロンドンもしばしば着ている。そして彼女が着た同ブランドのワンピースは売り切れとなることが多い。
リース(Reiss)
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この写真を含め、リースのワンピースを着た姿も写真に捉えられている。キャサリン妃が2011年にホワイトハウスでこのワンピースを着た後、ワンピースを購入しようと同ブランドのウェブサイトにファンが殺到、サイトはクラッシュした。
(翻訳/編集:山口佳美)