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アメリカでは一般的な給食といえば、チキン、全粒粉のロールパン、サラダだ。だが、フランスではサーモンやラタトゥイユがプレートに並ぶ。
アメリカ以外の国では、給食をその都度買うという習慣はあまりないが、給食のある国では総じて、子どもたちに健康的な食事が提供されている。給食がなく、自宅に昼食を食べに戻ったり、弁当を学校に持ってくる国も多い。
AP通信やロイターが捉えた、世界19カ国の学校で食べる昼ごはんを紹介しよう。
フランス、パリ:カマス、さやいんげん、マッシュルーム。
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フランス、ランブルサール:米、サーモン、ラタトゥイユ、パン、セロリとにんじんを添えたサラダ、オレンジ、ドーナツ…… 美味しそうだ。
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マリ、バマコ:揚げドーナッツ…… だが、大半の子どもたちは自宅に戻って昼ごはんを食べる。
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アルゼンチン、ブエノスアイレス:じゃがいも、薄切りの肉を挟んだエンパナーダ(具入りのパン)。
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アルゼンチン、ブエノスアイレス:米とチキン・ミラネサ(卵とパン粉をまぶしたチキン)の入った弁当。
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スペイン、バルセロナ:野菜のクリームスープ、子牛肉のフライ、サラダ、パン、オレンジ、バナナ、水。
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スペイン、マドリード:オムレツ、野菜スープ、バナナヨーグルト、水。
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スペイン、マドリード:野菜のクリームスープ、ヨーグルト。
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イギリス、ロンドン:右のプレートは、パスタ、ブロッコリー、パン、季節の果物。左のプレートは野菜チリとごはん、ブロッコリー、カスタードクリームをかけたスポンジケーキ、バナナ。どちらかを選ぶことができる。
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キューバ、ハバナ:米、チキンコロッケ、タロイモ、黄色いエンドウマメのスープ、揚げバナナ、オレンジジュース。
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エクアドル、キト:ハム・チーズ・トマト・レタスのサンドイッチ、ジュース、りんご。
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シンガポール:サラダボールとともに、フルーツや自家製パン、豆、スープ、麦などを食べる。
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インドネシア、ジャカルタ:米、肉団子のスープ、豆腐、野菜。
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インドネシア、ジャカルタ:子どもたちは屋台でパンケーキを買うことも。値段は約1セント(約1円)。
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ヨルダン川西岸地区、ナブルス:子どもたちは、オリーブオイルと、ハーブや香辛料を混ぜたザータルをピタパンで挟んだサンドイッチを家から持ってきている。
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インド、ジャンムー:昼食の甘い味付けのごはんを求めて、列に並ぶ子どもたち。
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インド、ジャンムー:自宅から持ってきた、平たいパン、かぶを使った料理、マンゴーの弁当。
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ウルグアイ、モンテビデオ:この学校では、子どもたちが育てや野菜を使ったスープが給食に並ぶ。
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ベネズエラ、ラ・フリア:パスタとコーンミールのケーキ、アレパ。
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中国、浙江省:米、豆、野菜。
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パレスチナ、ジェニンの難民キャンプ:国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校の前にある屋台で、ひよこ豆を買う子どもたち。
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パキスタン、ラワルピンディー:写真の子どもの大半が、卵やチキンナゲット、パン、米、麺といった弁当を持ってくる。野菜や羊もしくは牛のひき肉を使った料理も。
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日本:ごはん、スープ、オレンジ
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ジンバブエ、ハラレ:とうもろこし粉を練ったサザ、野菜、牛肉、お茶。
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アメリカ、ニューヨーク州キングストン:ベイクドビーンズ、ミートボールのサンドイッチ、にんじん、ブロッコリー、桃、バナナ、チョコレートミルク。
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アメリカ、コロラド州デンバー:この小学校では、ガーデニングクラブの子どもたちが、自分たちで育てて、調理を手伝ったタコスを楽しんでいる。
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アメリカ、ワシントン州シアトル:全粒粉のパンを使ったグリルチーズのサンドイッチ、コーンサラダ、にんじん、洋ナシの缶詰もしくはアップル・ソース。
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[原文:What school lunch looks like in 19 countries around the world]
(翻訳/編集:山口佳美)