ブルドッグ、昔の姿は今とはかなり違う。
Tammy Lo/Flickr Creative Commons
犬たちは何千年もの間、人間たちの良き仲間。だが、その姿は現在とは違っていた。
多くの人気犬種は過去100年、人間によって多くの変化が加えられてきた。
大きさ、毛の色、性質といった特徴に着目して交配させることで、我々は、外見および性格が異なった犬を、少なくとも167犬種を作り出した。
ブログ「Science of Dogs」は、1915年に出版された『Dogs of All Nations』の写真を使って、人気の犬種の昔と今の姿を比較した。
見てみよう。
ブルテリア(1915年)
Dogs of All Nations
1915年、形の良い頭とスリムな胴体を持つ、スタイルの良い犬種だった。
ブルテリア(現在)
Jean/Flickr Creative Commons
今では、アメフトのボールのような頭とずんぐりした体。1915年のハンサムなスタイルとはかなり違う。
ブルドッグ(1915年)
Dogs of all nations
ブルドックは交配によって人工的に作られた犬種。1835年に禁止されるまで、イギリスで犬と牛を戦わせるブル・ベイティング(bull-baiting)という見世物に使われた。
ブルドック(現在)
Tammy Lo/Flickr Creative Commons
顔のシワは多くなり、ズングリした体に。
シェパード(1915年)
Dogs of all nations
シェパード(現在)
Luis Del Rosario/Flickr Creative Commons
エアデールテリア(1915年)
Dogs of all nations
エアデールテリア(現在)
Lulu Hoeller/Flickr Creative Commons
毛の色はさほど変わっていないが、長さは明らかに違う。
シェットランド・シープドッグ(1915年)
Dogs of all nations
シェットランド・シープドッグ(現在)
Krysta/Flickr Creative Commons
スリムだが、体は大きくなった。毛は紛れもなく長くなった。
[原文:Here's what popular dog breeds looked like before and after 100 years of breeding]
(翻訳、編集:増田隆幸)