7年で400店舗以上を閉店! アバクロンビー&フィッチ、業績回復も年内に60店舗を閉店へ

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アバクロンビー&フィッチ(左)とその姉妹ブランド、ホリスター(右)。

Facebook/Abercrombie and Hollister

  • アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)の2017年第4四半期の売り上げは好調だった。
  • これは店舗やマーケティング、オムニチャネルへの投資を積極的に行った結果だ。
  • 同社は2018年、アバクロンビー&フィッチとその姉妹ブランド、ホリスター(Hollister)を最大で60店舗閉店する考えを示した。

アバクロンビー&フィッチは、店舗数を減らすことで業績を回復させている。

同社は近年、苦戦が続いていた。2016年には営業利益が1520万ドル(約16億1300万円)と、2015年の7280万ドルから大幅に減少、54店舗を閉店した。

だが、7日(現地時間)に発表した2017年第4四半期の決算で、既存店売り上げがプラス成長したことで、アナリストからは称賛の声が上がった。全体で9%、ホリスターで11%、社名と同じアバクロンビー&フィッチで5%、それぞれ既存店売り上げが増加した。

しかし、同社は同時に、アバクロンビー&フィッチとホリスターの店舗を最大で60店舗、年内に閉店する考えを示した。

同社はこれまで、店舗に対して積極的に投資してきた。2017年には、アバクロンビー&フィッチの新たなプロトタイプの店舗を7つ作り、通常店舗のうち16店舗の規模を縮小、39店舗を閉店した。

7日の朝に行われた投資家との電話会議で、同社CFOのJoanne Crevoiserat氏は、第4四半期の成長は消費者への直販の売り上げと実店舗の客足が伸びたことによるものだと述べた。

「物理的な店舗は、ブランドを体験する顧客にとって、引き続き重要な役割を担っている」Crevoiserat氏は語った。

同社は2010年以来、400店舗以上を閉店しており、既存店のリース契約も今後2年以内に60%が切れると同氏は言う。

今後、具体的にどの店舗を閉店するかについては、同社はまだ明らかにしていない。

[原文:Abercrombie is closing 60 stores this year]

(翻訳、編集:山口佳美)

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