[更新]テザリング有料化:ソフトバンクが5月分まで「無料期間を延長」 ── KDDIは「延長なし」

ソフトバンク版iPhoneのテザリング設定画面

ソフトバンクのテザリングオプション有料化が「実質延期」になった。

ソフトバンクと、KDDIが運営するauがスマートフォンのテザリング機能を実質有料化することに対して、一部のユーザーから批判の声が上がるなか、ソフトバンクは無料期間を実質2か月分、延長する。

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ソフトバンク「5月利用分までは移行期間」

SMS

ソフトバンクが契約者向けに送っているお知らせ。

ソフトバンク・広報担当によると、今回の変更は「キャンペーンの延長」ではなく、「昨今の反響の大きさを省みて、移行期間を設けた」という。以下の対象となるユーザーには、メールなどで移行期間を案内している。また、期間中も有料化に関して複数回、通知するという。同社は当初、3月利用分までをキャンペーンで無料としていた。

●対象となるソフトバンクユーザー

データ定額 20GB/30GB、家族データシェア 50GB/100GB、法人データシェアギガパック(50)/(100)

上記のいずれかに契約しており、かつ「テザリングオプション」に加入しているユーザー

6月利用分からは、これまでアナウンスしていたとおり500円(税抜)の費用がかかる。ソフトバンク広報室はテザリングオプションの意味あいについて、「通信機をアクセスポイントとして利用するための費用」と従来通りの説明をしている。

実質有料化路線、KDDIは現状維持

auロゴ

料金では追従したau。「移行期間」については現時点では追従しない見通し。

一方、KDDIは現時点でソフトバンク同様の措置を行うなどのアナウンスは行っていない。

KDDI・広報担当は「現時点では3月末でのキャンペーン終了に変更はありませんが、本件のみならず料金全般の在り方は常に検討しており、今後もお客さまの声や市場動向を注視してまいります」と述べ、現時点では予定通り4月利用分からテザリングオプションを徴収することを明らかにした。

ドコモや格安SIMはそもそもテザリング無料

なお、ドコモは大容量プランのテザリングオプションについては「無期限の無料キャンペーン」を実施中。その他のプランについては、そもそもテザリングオプションを設定していない。

また、ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」やKDDI子会社の仮想通信事業者「UQ mobile」と「BIGLOBE モバイル」に関しても、テザリングオプションは設定されていない。

(文、撮影・小林優多郎)

(編集部より:KDDIのコメントを追記し、記事を更新しました。)

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