新しい仕事のオファーをもらった、でも返答を延ばしたい時は?

笑顔の女性

決断は時間をかけて慎重に。

Sebastiaan ter Burg/Flickr

  • 新しい仕事のオファーで、頭を悩ませてしまうことがある。
  • 時には、じっくり考える時間が必要な場合もある。
  • だが同時に、採用責任者を中途半端な状態で待たせてしまって、関係性まで断ってしまうことは避けたい。
  • プロフェッショナルとして、仕事のオファーを受けるか否かの決断を延ばす方法を紹介しよう。

良好な関係性を保ちつつ、仕事のオファーに対する返答を先延ばしするにはどうすればよいだろうか?

通常なら、仕事のオファーがもらえることは良いことだが、仕事探しと同じくらいストレスフルなこともある。時には、仕事を受けるべきか否かを即答できない場合もあるだろう。その場合は、じっくりと時間をかけて検討した方が良い。

だが、採用責任者の機嫌を損ねることなく、返答を先延ばしにするベストな方法とはどんなものだろう?

「心待ちにしていた仕事のオファーをついに受け取った。でも、すぐに飛びつかず、慎重に考えたい。とはいえ興味がないように思われたくない」

これは難しい問題だと、職場環境の専門家で『Tame Your Terrible Office Tyrant; How to Manage Childish Boss Behavior and Thrive in Your Job』の著者リン・テイラー(Lynn Taylor)氏はBusiness Insiderに語った。

欲しいものを手に入れるために、礼儀正しく引き延ばすにはどうすれば良いのだろう?

「雇用主から24時間以内の返答を求められることもよくある。だが、必ず従わなければならないというわけではない」とタイラー氏は説明した。

「会社は短期間での決断を迫るかもしれない。将来の雇用主に対して、やりづらいことかも知れないが、多少の交渉は会社も予測している」

決断に時間がかかる場合でも、オファーに対する返信は迅速に行うべきとタイラー氏。

「経験的に言って、2〜3日以内に最終的な決断を伝えるべき。明確な返答期限が設けられていない場合、1週間もらえる場合もあるが、状況次第だ」

慎重に検討する時間が必要で、重大な決断であることは雇用者側も理解している。もし、そうでない場合は、危険。

何とか時間を稼ぐ方法を紹介しよう。

喜びと感謝を示そう

笑顔の女性

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すぐに返答しない場合でも、喜びと感謝を示すことはできるとタイラー氏。

「オファーにとても感謝していること、そして十分な情報を得たうえで決断するために時間が必要であることを伝えよう」

全体像を理解しよう

話を聞く女性

Sebastiaan ter Burg/Flickr

決断のために聞いておかなくてはならない質問はないだろうか? 給料やボーナス、健康保険、休暇、評価制度、年金、株、会社携帯、車、教育・研修などは問題ない? 社風や勤務時間、通勤時間も検討した?

時間をもらえれば、物事をより明確にするための余裕ができるとタイラー氏は語った。

それに、質問することは時間を稼ぐ良い方法。

時間の要求は具体的に

口に手を当てる男性

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必要な時間は具体的に提示しよう。例えば、以下のように。

「オファーを大変ありがたく思い、御社で働くことを楽しみにしています。返答は水曜日までお待ちいただけないでしょうか」

「締め切りを守らなければ、オファーが無効になるリスクが生まれる」とタイラー氏。

交渉することを恐れない

会話する男性2人

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最後の最後で、ようやく勝ち取った仕事を逃したくないのは誰しも同じこと。だが、少し検討の時間を要求したからという理由で、オファーを撤回するような雇用主のもとで働きたいだろうか?

「あなたも会社を面接していること、そして今は正しい決断をする時だということを忘れずに」

他のオファーを戦略的に使う

話をする女性

Sebastiaan ter Burg/Flickr

保留にしている別のオファーがあって、2つ目の仕事のオファー(仮にそれを「仕事B」と呼ぶ)を希望しているなら、「仕事B」にプレッシャーを与えることができる。

「別のオファーを受けていることを、仕事Bに伝えよう。最初の仕事のオファーを受け、仕事Bのオファーが来た途端に辞めるよりも、最初から仕事Bを受ける方が良い」

また仕事Aから他のオファーがあるのかどうかを聞かれた場合、正直に答えることが大切。だが、詳細まで答える必要はない。

関係性を壊さない

話を聞く女性

Sebastiaan ter Burg/Flickr

どのような方法で時間を稼ぐにせよ、プロフェッショナルな態度で臨むことが大切とタイラー氏。「ビジネスの世界、つまり業界や市場は総じて狭いもの。キャリアの中で、今回の採用責任者と再びやり取りする可能性は十分ある。特にオファーを断る場合には、最善を尽くそう」

受ける場合も断る場合も正式に

腕組みする男性

Sebastiaan ter Burg/Flickr

返答を中途半端な状態にしたり、雇用主側はあなたがオファーを受けることを分かっているだろうと勝手に思わないこと。たとえ、会話の中で採用担当者に、オファーをもらえれば受けるつもりだと伝えていても。

「最終的な決断をした時に、口頭で伝えたとしても、正式に文章で伝えるべき。通常は採用通知に署名を求められるだろう。だが、もし仕事を断る場合も、感謝を伝えるメールを送ろう」

[原文:What to do when you're offered a job and you need more time to decide

(翻訳:まいるす・ゑびす、編集:増田隆幸)

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